1月8日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の初回の総合視聴率(リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の合計から重複を差し引いた数字)が22.1%だったことが17日、わかった。これは昨年、大人気となった「真田丸」の最高総合視聴率となった最終回の21.3%を上回る数字だ。
「主人公の井伊直虎は歴史的に知名度が低く、女性が主人公の大河は当たらないとも言われており、前評判は決して高くありませんでした。この好スタートは、柴咲コウが演じる主人公の幼少期“おとわ”を演じる子役、新井美羽の力によるところが大きいでしょう。ネット上でも絶賛の声が多数書き込まれています」(芸能ライター)
この子役・新井を主人公に4週引っ張るというから、かけられた期待の大きさもうかがい知れるというもの。例年、初回に比べて2%以上下降する2回目の視聴率も、1.4%の微減でとどめている。
「気になるのは、いよいよ柴咲が登場するとされる5話目以降。新井が作り上げたイメージと柴咲が乖離していないか。新井の出来がよかっただけに、柴咲が受け取るバトンはいささか重たくなっているかもしれません」(前出・芸能ライター)
果たして柴咲はどんな直虎を演じるのか。