31歳差の電撃婚として世間を驚かせたお笑いコンビ・極楽とんぼの山本圭壱と元AKB48・西野未姫。さる11月22日の2回目の結婚記念日には西野が更新したブログで、山本と10月17日に出産した長女との3ショットを公開し、その微笑ましさが話題を呼んでいるが、結婚に行き着くまでには、周到な“軍団山本による囲い込み”があったようだ。
11月23日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)では、パーソナリティの山本と相方・加藤浩次に加え、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)らが2人の結婚に至るまでの裏話を明かしている。
大きな驚きとともに報じられた2年前の電撃婚について、加藤は「山本の場合、西野包囲網を軍団山本で作ったからね」と、山本を慕うココリコ・遠藤章造やロンドンブーツ1号2号・田村淳、品川庄司・庄司智春らの連携プレーが大きな効果を発揮したと語る。
山本が「まぁそうだね。令和の包囲網ですよね、あれは」と認めると、加藤は具体的な“戦略”として「山本さんってスゴいんだ、って思わす空気を、淳、遠藤、庄司、脇田(ペナルティ・ワッキー)あたりが作っていったからね。西野もどんどん山本を“この人、加藤さんといる時は全然違うけど、ホントはスゴい人なんだ”ってなっていくわけよ。親分肌で、ココリコの遠藤、ロンブーの淳、このへんのテレビに出てる人が“こんなに崇拝してるんだぁ”っていう包囲網を作っていくわけだから」と暴露した。
すると、これを聞いていた森田は「今やから言いますけど」と切り出し、仲の良い峯岸みなみから、結婚前の西野と交際中だった山本にまつわる“聞き込み調査”があったと告白。峯岸は西野とも仲が良く、親友の彼氏である山本の人間性を心配していたようで、ゴシップ好き芸人の森田に「ほんっっとに大丈夫ですか?」と問い詰めていたという。
山本も、峯岸が結婚に反対していたことは薄々知っていたようだが、森田は「オレもまだその時は(山本と)ラジオをやってなかったけど、『芸人にはめちゃくちゃ愛されてる人ではある』って」と峯岸に伝えていたと振り返っている。
「淳や遠藤、庄司らは独身時代に散々女性遊びをしてきたことを認めていますから、女性からの軍団山本のイメージがあまり芳しいものではなく、その軍団長の人柄が疑われてしまうのも仕方ないでしょう。一方で、長年にわたって行動をともにしてきた彼らのチームプレーは慣れたもので、20代前半で“おバカキャラ”で売っていた西野を囲い込んで“その気にさせる”することなど朝飯前だったようにも見えます。弁が立ち、コメンテーターとして社会派な活躍も見られる淳が囲い込みに参加していたことは、説得力をアップさせる上ではかなりの効果があったと言えますね」(テレビ誌ライター)
とはいえ、そうしたツワモノ芸人たちを30年近く束ね、愛され続けているのは、ひとえに山本の懐の深さや求心力があってこそなのではないだろうか。
(木村慎吾)