12月1日放送の「海に眠るダイヤモンド」(TBS系)第6話は、進平(斎藤工)とリナ(池田エライザ)の間には男の子が誕生、賢将(清水尋也)と百合子(土屋太鳳)は結婚式を挙げ、鉄平(神木隆之介)は朝子(杉咲花)に告白して恋が成就するという、あまりにも幸福感にあふれる展開となった。
そのため、「次週の第7話が今から不吉で怖い」「幸福から地獄へのジェットコースターがスタート」「見たいけど見たくない。みんなが不幸になるのがわかるから」など、ネット上では登場人物たちの幸福を素直に喜べないとする声が数多くあがっている。
特に気になるのは、2018年のパートで、鉄平の日記にあった「1964年8月16日 深夜に起きた坑内火災」の文字。さらには、玲央(神木/1人2役)がみつけた端島の写真の中に、百合子、朝子、賢将の姿はあるのに、鉄平の姿はなかったため、「鉄平どこなの?」と玲央がいづみ(宮本信子)に質問すると、「いない」と即答。さらに
「この写真にはいない。あたしも知らないの。彼が、鉄平が、どうなったのか」
このいづみのセリフの後に、前述した鉄平の日記が映し出されたため「鉄平はもしや今も海の底にいるの?」「海に眠るダイヤモンドって、石炭の比喩かと思ってたけど、まさか石炭と鉄平のダブルミーニング?」「このドラマが脚本の野木(亜紀子)さんによる『野木版タイタニック』って言われてたのは、鉄平を含めたすべてが海に眠っているということなのか?」といった考察をする声が少なくない。
脚本の野木氏は自身の「X」に《次回、第七話「消えない火」リアタイ推奨です》とポストしているから、12月8日は夜9時までに様々な雑事は済ませておきたい。
(津島修子)