12月2日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX系)でトークテーマとなったのは、千葉県内の廃校を利用した訪日外国人向けの昭和の学校体験を提供する「君ノ高校」。千葉県君津市の廃校となった旧亀山中学校を利用した、1日3万円で授業や給食、防災訓練や他校のヤンキーによる襲撃、掃除、卒業式などを好みの制服をレンタル着用して英語で体験できるサービスだという。
これに対しコメンテーター出演していた千葉県出身のマツコ・デラックスは「外国人向けじゃなくても、日本人向けに昭和のヤンキー体験はどう?」と新しいアミューズメントパークの企画案を口にした。その施設の名前は「ヤンキーパラダイス」。「ディズニーランドに次ぐ千葉の名所になるわよ」と楽しそうに詳細についても言及した。
何でも、「日光江戸村」の忍者役を演じているような、役者の卵に「長ラン」「短ラン」などを着用してもらい、校庭でバイクを走らせたり、オプションとして別料金を支払えば窓ガラスを割れるサービスを展開するのもいいのではないかとのこと。番組MCを務める大島由香里が「ヤンキーのことをよく知らない」と言ったことから、共演する株式トレーダーてタレントの若林史江とともに、とても盛り上がっていた。
「本当にできるんじゃない?廃校とかを使えたら」と若林は言っていた。が、むしろマツコが監修するのであれば、千葉県だけでなく、廃校を利用した「ヤンキーパラダイス」を実現したがる地方自治体はいくらでも出てくることだろう。
とりあえずは「君ノ高校」を手がけている株式会社「運動会屋」が今後どう動くか、注目していたい。
(森山いま)