中居正広がMCを務め、2019年3月まで放送されていた人気番組「ナカイの窓」(日本テレビ系)が約6年ぶりに復活する。
12月10日、同番組の公式サイトが「ナカイの窓 復活SP」が12月27日に放送されると告知。芸能界が大きく変わった6年の間に結婚や独立などで「人生の岐路」を迎えた出演者たちが仕事やプライベートを振り返るとしている。
2015年に放送されたスペシャル版で視聴率14.1%(ビデオリサーチ調べ・関東)を獲得するなど人気を集めていた同番組。今回の復活に際し、SNSでの“ほのめかし”が話題となっていた。
「11月29日、長らく休止していた『ナカイの窓』の公式Xが『ふと思い出す あの楽しかった日々を』と唐突にポスト。それ以後の投稿の頭文字が『ふっかつ決定』となっていたことで番組の復活を期待する声が高まっていました。今回は特番での放送ですが、業界内では、近い時期でのレギュラー番組としての再開もあり得ると見られています」(テレビ関係者)
中居のほか山里亮太、バカリズム、指原莉乃ら豪華メンバーが出演する「ナカイの窓」。通常放送の再開となれば、一躍、同局の看板番組となりそうだが、同関係者は「コアな番組ファンにとってはモヤモヤが残る復活ではないか」と語る。
指摘の背景にあるのは、かつてのレギュラー放送が終了する一因になったと報じられた「著作権トラブル」だ。
「『ナカイの窓』では、出演者が『世の中のいらないもの』について語る『断捨離の窓』という大人気企画があったのですが、このコーナー名を巡って『断捨離』という言葉を商標登録している人物から抗議を受ける事態となった。結果、その人物との折り合いがつかず、番組の打ち切りに影響したと言われています。その後、このトラブルが解決したとの話はなく、今回のスペシャル版でも『断捨離の窓』は絶対に放送できないでしょう」(前出・テレビ関係者)
トラブルの解消と番組のレギュラー化に期待したい。
(塚原真弓)
