おにぎりの具といえば、鮭や梅干し、たらこ、昆布などが定番ですよね。最近ではコンビニなどの市販のおにぎりも進化していて、混ぜご飯や玄米、焼き肉おにぎり、天むすなど、さまざまな味わいが楽しめるようになっています。しかし、おにぎりはシンプルな「塩むすび」こそ、本来の姿。
そんなシンプルおにぎりに回帰したのが、氣志團の綾小路翔さん。今年の正月、熊野古道で過ごした際、宿に頼んだというお弁当のシンプルさに感動したそうです。見晴台で食べたというそのお弁当は、海苔すら巻かれていないシンプルなおにぎりでしたが、「生涯忘れられない味となった」「日本に生まれてよかった」とその感想を語っています。おにぎりひとつで、ここまで心が豊かになれるのは、日本人ならではですね。
ちなみに女優の瀧本美織さんは、スペインに訪れた際、知人による手料理の「デザート」としておにぎりをいただいていました。それは、シンプルに白いご飯に海苔が巻かれたもの。「デザート」という感覚はちょっと画期的ではありますが、やっぱり海外でもおにぎりは食べたくなるものですよね。
日本の心、おにぎり。ぜひたまにはシンプルにいただいてみませんか?