寒さが厳しくなってきましたね。「毎日暖房をつけている」というご家庭も増えてきたのではないでしょうか。でも、冬場のエアコンの使い始めって、トラブルが発生して暖房が使えなくなることも珍しいことではありません。そこで今回は、エアコン暖房がつかなくなってしまったときの、よくある原因と対処法をみていきましょう。
■コンセントが抜けている・リモコンの電池が切れている
暖房がつかないときにまずチェックしたいのが、室内機の電源とリモコンの電池の状態です。コンセントが抜けていた、リモコンの電池切れというケースも多々あるようです。
■フィルター汚れによる目詰まり
暖房は稼働しているけど全然部屋が温まらないという場合は、フィルターが汚れていて温風が出ない状態なのかもしれません。フィルターにホコリがたまると目詰まりを起こします。フィルター掃除はマメに行いましょう。
■室外機の周囲に物を置いている
室外機の周囲に物を置いていると、室外機から吹き出した風が循環せずに戻ってきて風を吸い込んでしまいます。これにより、エアコンが効きにくくなることがあります。障害物を撤去して、スムーズに風が循環するようにしましょう。
■霜取り運転中
たいていのエアコンには霜取り機能という、外気が低温になって室外機に霜がついてしまった際に自動で溶かす仕組みが備わっています。霜取り機能は、暖房が稼働している最中でも自動で稼働することがあります。霜取り運転中は一時的に暖房運転が停止するので、「暖房が壊れたかも!?」と慌ててしまう人がいるようです。霜取り運転中と分かったら、終わるまでおとなしく待ちましょう。
もしこれらの原因があてはまらなければ故障している可能性もあります。エラーコードがリモコンなどに表示されていないかをチェックして、メーカーや販売店に問い合わせましょう。