12月14日放送のテレビ東京「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」(テレビ東京系)で、同局に23年に入社した中根舞美アナの“激ヤセ”を受け、番組MCでタレントの伊集院光がそのダイエット方法を心配する場面があった。
冒頭、MCでテレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、以前より細くなった中根アナの体型について「知らないうちに8キロ痩せていた」と明かし、「先週、中根が調子悪いんじゃないかみたいな。ぼーっとしてない?大丈夫?みたいなことがあった。それで発覚した」と、体調が悪そうに見えていたのだという。
佐久間氏いわく、中根アナの減量メソッドは「朝起きて、お水を飲んで、何も食べないでウォーキングを結構する」というもので、その影響で「だから、『今日は調子が悪い』って」と本人もコンディション不良を認めているという。
中根アナはそのダイエット法を筋肉芸人のオードリー・春日俊彰から伝授されたといい、「『これやったら絶対いいよ』っていうのをさっそくやってきて。朝起きて、寝ぼけた状態で5キロ。そしたらヘトヘトになっちゃって」と説明。
ただ、筋肉芸人がハードな減量の追い込み時期に覇気がなくなるのは“あるある”なようで、佐久間氏は「最近、支障が出てる芸人を見たのは、東京ホテイソンのショーゴ。ショーゴはフィジーク(筋肉や体型の美しさを競う競技)の大会の直前に(収録で)全然ボケなかった。コロチキの西野くんもナダルが怒るぐらいキレがなかった」と振り返り、体づくりと芸事の両立の難しさを語った。
これに伊集院は「いろいろ言いたいことあるけど、(言葉を)短くするね。ダメだよ」と仕事に悪影響が出てている中根アナのダイエットにツッコミを入れている。
「おそらく中根アナが実践したのは、“起床後すぐの空腹時に固形物を食べずに有酸素運動をすることで脂肪燃焼効果を促進する”という減量メソッドで、実際、支持する人も少なくありません。ただ、有酸素運動の時間を長くしすぎたり、日頃から正しく栄養が摂取されていなかった場合には、脂肪よりも筋肉が先に分解されてしまうリスクもあるため、注意が必要です。中根アナの場合、そもそもがふくよかな体型ではなく、むしろスリムだったので、そこからさらに8キロを落としたというのは、カラダにとってかなり無理のあるハードなダイエットだった可能性があります。実際、スタジオでもヘトヘトになるほどの疲労が残っているのであれば、カラダに黄色信号が出ている証拠です」(テレビ誌ライター)
8キロの減量に成功したガッツは素晴らしいが、無理も禁物。疲れが残りすぎないよう、ほどほどの運動にとどめてほしいところだ。
(木村慎吾)