毎日を過剰なまでに頑張っていると、心身ともに疲れてしまいますよね。昨年はそんな1年ではなかったでしょうか。そこで、「今年こそは頑張り過ぎてしまうのを改善したい」と決意したら、達成するための工夫を凝らしましょう。次のような事前準備をオススメします。
■最低限頑張ることだけを決めておく
ついつい頑張ってしまう人にとって、“やらないこと”を決めるのは意外と難しいものです。逆に、「これだけは全力で頑張り続ける」と決意しておけば、それ以外のことは寛容に向き合いやすくなります。ストッパーをかけずに頑張りたいことを書き出して見えるところに置いておき、手を抜いたり自分を甘やかしたりする分野を明確にしながら過ごしましょう。
■休憩時間を決めておく
時間があると、ついつい何かに手をつけてしまいがち。何もせずにぼーっと過ごしたりリフレッシュできる趣味を楽しんだりする時間をあらかじめ計画しておき、その時間はそれだけに専念しましょう。頑張ることとそうでないことをカテゴリー分けするだけではなかなかうまくいかない場合も、時間で区切ることで心身を整えやすくなりますよ。
■感謝を忘れないこと
周囲の人からの協力を得て日々を過ごせていることに感謝し、1人で背負い過ぎなくていいという安心をしっかり感じるようにしましょう。どうしても自分でやらねばというプレッシャーが和らぐと、緩やかな考え方や時間の過ごし方が実践しやすくなりますよ。
自分自身の心身を調節し、その状態で日々を過ごせることに感謝することで、少しずつ思考や行動をやわらかくほぐしていきましょう。それを実現させてくれる周囲の方々に感謝を示せるよう自分の役割はしっかり果たすことで、頑張りたい意欲も頑張り過ぎないようにしたい意欲も両方満たしていってくださいね。
(Nao Kiyota)