今回は、高嶋ちさ子の“整形失敗”発言について深掘り。高嶋は自身が出演したバラエティー番組の中で、「夏休みの悲劇」として、韓国で受けたボトックス注射の失敗談を明かしたのだ。はたして、それってどんな失敗なのか、「R.O.clinic(アールオークリニック)」(東京・渋谷区)の呂秀彦院長の元に急行。ライターM子とプロモーターX子がしっかり聞いてきましたよ!
M子:失敗と聞くとすごいことを想像しちゃいましたが、おでこのシワが気になって、眉間へのボトックス注射を試して、顔の形が変わったというだけでした。でも、彼女が伝えたかったのは、医者に、「(薬剤が)余ったからサービスで打ってあげる」と言われて、顔面の他の部位にも注射されたということらしいです。
呂院長:まず本人が望んでいない施術をするのは、医師のモラルに反しますね。後は、どの程度薬剤を注入するとどれくらいの効果があるかをわからず行なってしまうということは、経験不足も否めませんね。
M子:スネ夫みたいな顔になったとか。
X男:それってどういう状態でしょうか? 口先が尖った感じになったということ?
呂院長:鼻下にボトックスを打ちすぎて、人中部分が伸びている状態になっているのではないでしょうか。
M子:ボトックスは多めに打つといけないのでしょうか?
呂院長:施術箇所と患者さまの状態によります。
X男:ボトックスを打ったほうがいい人と、打たないほうがいい人を教えてください。
呂院長:エラが張っている方、ガミースマイルの方、目じり、眉間、おでこのシワがある方、その予防をされたい方ですね。打ってはいけない方は妊婦さんと、これから妊活される方です。
M子:もし失敗したらどうしたらいいですか?
呂院長:効果は絶対ではありませんが、ボトックスの拮抗薬もあります。
X男:韓国でのクリニック選びで注意することを教えてください。
呂院長:ちゃんとコミュニケーションが取れるか、アフターケアは大丈夫か、専門医資格を持っているか、経験値は豊富か、いろいろありますね。
M子:日本語スタッフおります、というクリニックは多いのですが、その中でも本当の意味でコミュニケーションが取れるか、ですよね。
X男:安いというポイントだけじゃダメです。
M子:今度、推し活で渡韓するときに、調査してきます!
【 連載コンビ・プロフィール】
M子:美容と芸能のライター歴25年。誰もチャレンジしない時代に、女性誌で初めてプチ整形を体験取材した一人。美容整形への風当たりが強い時代から美容術の「今」を追っている。
X男:美容整形業界に長く在籍し、コーディネーターとしてTV・出版業界、芸能事務所、財界にも太いパイプを持つ。