「松本さんと中居さんてすごく気弱で、小心者なところがあるんですよ…」
「ホリエモン」の愛称で知られる実業家・堀江貴文氏のYouTubeチャンネル「堀江貴文 ホリエモン」に、元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏が出演(2月1日付)。
フジテレビ問題の発端となるトラブルの当事者である元SMAPの中居正広氏と、性加害疑惑を報じられて芸能活動をストップさせていたダウンタウンの松本人志をひと括りにし、その対比として、同じく元SMAPの木村拓哉、お笑いタレント・明石家さんまとの違いを元テレビマン視点で語る場面があった。
「いわゆる、テレビ界でもっとも対比されるのが、さんまさんと木村拓哉さんなんですけど、あの2人ってカメラ回っていないところで弱い人に超優しいんですよ。木村さんとかもADに対してすごく優しいんですよ。でも中居さんと松本さんって、ちょっと頑張って虚勢を張るというか、ビビッてしまっているから堂々としていないところがあるんですよ。なのでADとかにも挨拶しなかったりとかいうところがあって、そのぶん、女性と2人になると“まあまあなこと”をやってくるんですよ…」(長谷川氏)
この日の動画のタイトルは「【緊急対談】「フジテレビに上納文化はあります」日枝久が作った〝歪な構造″を元フジアナウンサー・長谷川豊が猛烈批判」というもので、主なトーク内容はフジテレビの体質についての生々しい長谷川氏の局アナ時代の証言だったのだが、この「さんま」と「木村」の組み合わせでのトークに、同局で2016年8月27日放送された「さんまのお笑い向上委員会」における、年内解散を発表したSMAPを巡る、さんまの言及を思い出す人は少なくなかったようだ。というのも、同放送回で、雨上がり決死隊(当時)の宮迫博之がさんまに、「中居派かキムタク派かどっちなんですか」と迫られた際に、さんまが「派閥でいくと、ハッキリ言うわ。オレは木村派や」と断言していたからだ。
当時は、リーダーの中居氏が気の毒、木村が偉そうといった雰囲気に、「さんまは木村派か、似た者同士だな…」といったヤユする風潮もあった。しかし、今回の長谷川氏の発言により、動画の視聴者からは、「さんまと木村は似た者同士。間違いなかった。スタッフへの気遣い。10年来の伏線回収」といった声も見受けられたのだった…。
(所ひで/YouTubeライター)