どんなに好きな人と付き合ったとしても、長く一緒にいると“倦怠期”は避けられませんよね。特に、部屋で過ごす時間は、どうしてもダラッとなりがちです。でも実は、そんなふたりの関係をリフレッシュするインテリア術があるんです。もう一度ワクワクして会話がはずむ手法をお伝えしますね。
■本棚は見せる収納にして思い出の品をオープンに
なんでもかんでも隠す収納は、部屋をきれいに保てるけれど無機質になりがち。人間関係まで冷たくなりがちなので要注意です。本棚は一部だけでも“見せる”収納を。ふたりが好きな本の背表紙や、旅先で購入したものなどを見えるところに飾っておくと、仲良しなふたりの気持ちを忘れにくいですよ。
■リビングからテレビをなくしたりテレビの置き場所を変えたり
リビングでご飯やおやつを食べながら、ついついテレビを見てはいませんか? 実は、食べながらテレビを見やすい空間だと会話がはずみにくいんです。いっそ、テレビをいったん物置にしまってみては? それが無理でも、置く位置を変えるだけで恋人との距離感が変わると思いますよ。テレビ中心じゃなく、恋人との関係が中心の空間に!
■照明の明るさや色を変えたりいっそ照明を増やしてみたり
照明って、部屋の印象を決めると言ってもいいくらい重要なもの。インテリアの側面を持つんですよね。明る過ぎる照明はちょっと暗めに、何個もある中のひとつはうっすらピンク系にするなど、色を変えてみてもいいかも。また、可愛らしい小さな照明をたくさん飾り、陰影を楽しんでもいいですよね。
■書類や雑貨などの小物収納はファイルや文具で統一感を
部屋を雑然と見せるものの第一は、書類やこまごまとした雑貨です。なので、ファイルや収納ボックスをバラバラに買い足すのはやめましょう。できるだけ「このブランドならなくならないな、後で買い足すこともできるかな」と思えるブランドの文具をチョイス。好みのカラー1色のものを、必要量より多めにまとめ買いするのがオススメです。ベージュや黒系だと、年月がたっても汚れが目立たずにすっきりとした印象の部屋を作れますよ。
■普段使いのランチョンマットと小皿と箸置きを変える
どんなに美味しい料理を作っても、テーブルセッティングが雑だと美味しそうに見えませんよね。その点、ランチョンマットと、それに合う小皿や箸置きが何種類かあると便利です。一瞬できれいな食卓に、日替わりであれこれ変えられますよ。100円ショップのもので十分。何種類かそろえて、その日の気分で使い分けてみて。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。