お笑いタレントでユーチューバー・宮迫博之がキックボクシングの試合に挑戦した直後、言い放った言葉に猛批判が集まっている。
宮迫は1月5日配信のYouTubeでキックボクシングにチャレンジすることを発表し、本格的なトレーニングと肉体改造を開始。2月11日開催の「RISE VOA 63kgトーナメント FINAL ROUND」に出場し奮闘するも、0-3での判定負けとなった。
2月18日に公開したYouTube動画「【裏側公開】試合終了後の宮迫、涙の舞台裏」では、リング上での激しいバトルを終えたばかりの宮迫に対し、元お笑いタレントのオモロー山下や、Hi-Hi・上田浩二郎、カラテカ・入江慎也らが拍手で「お疲れ様です」と労いの言葉を送る様子が紹介された。
疲弊した様子の宮迫は、芸人仲間からの「次、やりますよね?」との問いかけに「するか!」「一生するか!」と即答。「負けたままですか?」「もったいなくないですか?」と追及されるも、「何のために次せなアカンねん」「もうせえへん、せえへん」、勝つところを見たいとの要望にも「いらんいらんいらん」などと拒絶。最後は、宮迫のハードワークを近くで見てきたYouTubeスタッフが「今日はもう勘弁してあげてください」と止めに入った。
「そもそも宮迫がキックボクシングを始めたキッカケは、再生回数が伸び悩んでいたYouTubeチャンネルのテコ入れのための話題作り。当初から格闘技ファンは『キックボクシングを舐めるな』と批判していました。ただ試合本番では、顔面にパンチを浴びながら果敢に攻めようとした宮迫の姿勢が多くの人に感動をもたらし、散々彼に毒を吐いてきた霜降り明星・粗品ですら『正直、応援やな。もう手放しに。素晴らしい挑戦でした』と賛辞を送るほど。そうした経緯がありながら、試合後に『一生するか!』『何のためにせなアカンねん』などと吐き捨てていたことが明らかになって、全てが台無しに。世間からは『人生かけてやるって言ってた気がしますが?』『格闘家全員に失礼』『本気でその業界にいる人を舐めてる』『だから嫌われるんだよ』など、多くの苦言が寄せられています」(WEBメディアライター)
2019年に吉本興業を退所して以降、宮迫はYouTubeチャンネルの開設、焼肉店のプロデュース、ミュージカルへの初挑戦、オムライス専門店の監修など、幅広い分野で才能を発揮。
何事にも手を伸ばすチャレンジ精神は結構だが、その後の不用意発言で「業界を舐めている」と叩かれるのが、この人の悪い癖なのかもしれない。
(木村慎吾)