4月8日未明、静岡県島田市の総合医療センターで看護師の女性に暴行を加えたとして傷害容疑で逮捕された広末涼子容疑者。
彼女は前日の夜に東名高速道路の粟ヶ岳トンネル内で大型トレーラーに追突する事故を起こし、緊急搬送されていた。
任意で行われた薬物検査では違法薬物が検出されなかった。事件の全容解明には時間がかかる模様だが、映画関係者は「7日まで滞在していた奈良での出来事が奇行に影響しているのではないか」と指摘する。続けてもらおう。
「彼女は4月の頭から来年公開予定の主演映画『おんおくり』のロケで奈良県に滞在していたのですが、一部報道によればロケ現場で監督らと言い合いに発展していたとのこと。結果、ロケが続行不可能となり、当初の予定を早めて帰京していたようです。ロケ中のトラブルで自暴自棄になってしまったことが事件の背景にあるとの見方もできるでしょう」
2023年に鳥羽周作シェフとの「W不倫騒動」が発覚し、芸能活動を自粛していた広末容疑者。今回、撮影していた映画が女優復帰作となる予定だったが、撮影継続は不可避の見込みだ。
「逮捕の事案のみなら公開時期をズラすことも選択肢に入りますが、現場で大モメしていたことを踏まえると制作側が広末容疑者の復帰を待つとは考えられない。お蔵入りはしないにしても、彼女の継続起用は現実的ではありません」(前出・映画関係者)
現場トラブルが今後の女優復帰にも大きく影響するという。
「現場でモメて撮影を切り上げたうえ、その帰路で傷害事件を起こしたというケースは映画業界でも聞いたことがない。今後しばらく謹慎したとしても、彼女に出演をオファーする作品は出てこないでしょう。もはや女優活動復帰は不可能だと考えています」(前出・映画関係者)
捜査の進展を待ちたい。
(塚原真弓)