演技をすればどんなキャラでも説得力を持たせることができ、バラエティ番組に出演すれば「バカなのか?」と指摘されるほど吹っ切れたはしゃぎ方をし、前後不覚になるまで泥酔して二日酔いのまま現場に向かい、共演者から呆れられたことが報道されたこともある、田中圭。そんな田中に永野芽郁との不倫疑惑が「週刊文春」に報道された(永野と親密な仲であると報じられた、キム・ムジュンも含め、当事者3人の所属事務所が疑惑を否定)。
ところがそんな田中に「好感度が上がった」と指摘する声が一部ネット上にあがっていることをご存じだろうか。
田中と言えば、元女優のさくらさんを妻に持ち、13歳の長女ともうすぐ9歳になる娘の父親であることが知られているが、こうした不倫疑惑報道があると必ず指摘される「妻と子どもがかわいそう」の声が、今回は少し違うようなのだ。もちろん「妻と子どもがかわいそう」という声も数多くあがっているが、田中が「週刊文春」の取材に対する対応が「正直」だから、妻や子どもも「安心」したのではないかと指摘する声が少なくないのだ。
既報の証言や写真に対し田中は、「それはごめん。それはほんと、俺が悪い」と非を認めたことも報じられているため、「お父さんは正直者だと娘は思うだろうし、妻も『夫のこの素直さにホレたんだよな』と思いそう。これなら年頃の娘さんもお父さんを嫌いになれないんじゃないかな」「一定数いるケイタナカのような男を好きな女にとって、これは『正直な人』『嘘が付けない人』を実感させるよね。父親とか夫だったら肩を持ちたくなる対応だよ」「どんなに馬鹿っぽいことをしても、ケイタナカは渋谷幕張(渋谷教育学園幕張高校)の卒業生で知能指数が高いことはわかってる。今回の対応はそんなケイタナカの好感度を上げたと思う。ダンナとしてもパパとしても、家庭では少しは叱られても基本は『馬鹿だなぁ』とかばわれている気がする」といった声があがっているのだ。
5月3日には東京・日比谷シアタークリエにて主演舞台「陽気な幽霊」が開幕する田中。不倫疑惑報道も好感度アップにつなげてしまう唯一無二の役者としてまい進してほしい。
(津島修子)