「パパ嫌っ! あっちいって!」と幼児が父親を突き放すシーンを見るのは決して珍しいことではありません。いわゆる“パパイヤ期”の乳幼児期にはよく起きています。そんなパパイヤ期、どうやって乗り越えればよいのでしょうか?
■パパイヤ期とは?
パパイヤ期とは、2~4歳頃の子どもによく生じる「パパがイヤに感じる期間」のこと。いわゆる“イヤイヤ期”のパパ版といえます。原因は家庭によって異なりますが、一般的にはパパと過ごす時間が短くママより親近感が薄いために起きることが多いようです。
■パパイヤ期はどうすれば早く終わるの?
パパイヤ期に突入すると、パパはショックで困り果ててしまうかもしれませんね。ママとしてもやりにくいところがあるはずです。とはいえ、イヤイヤ期同様に自然と終わる時期は来るものです。では、どうすれば早くパパイヤ期が終わるのか? 一般的には次のことを意識するとよいといわれています。
●パパが子どもと関わる時間を増やす
乳幼児期はママが子どもに付きっきりで、どうしてもパパとの時間が減ってしまいがち。そこで、あえてパパに抱っこさせたり、遊ばせたり、お出かけに行ったりして、パパと一緒の時間を増やすことがポイントです。
●育児でパパの担当を決める
育児の中で、いっそ1つか2つをパパが担当するようにしてしまうのもよいでしょう。寝かしつけや歯磨き、お風呂など、仕事帰りでもスムーズにできるものがよさそうです。子どもとの時間が習慣化されて、関わる時間も増えてきますよ。
●ママがパパのことを褒める
普段から、ママが「パパってすごいんだよ」「ママはね、パパのことが大好きなんだよ」などとパパのことを褒めることで、子どもは「パパってすごいんだ」「ママが好きなら私も好きになりたい」という気持ちになるものです。逆に、パパの悪口や愚痴は慎みましょう。
■絶対にやってはいけないことがある!?
パパイヤ期の対策として、やってはいけないこともあります。それは、パパが子どもと関わらないようにすること。適度に距離を置くというパパもいますが、かえってパパイヤ期が長引いてしまう恐れがあるのです。
いかがでしたか? パパの魅力が伝わるよう、積極的に子どもと関わるようにして「パパイヤ」から「パパ大好き」に変えていきましょう!