みなさんは、普段の料理に「大葉」を取り入れていますか? 近年はハウス栽培が進んで1年中手に入りますが、本来は6月頃に旬を迎えます。当然、“露地もの”は香りが強く美味しいです。
爽やかな風味を楽しめるだけでなく、食物繊維や抗酸化作用の期待できるビタミン類、カルシウムなどを取り入れることができ、美肌作りや健康維持にも役立つ大葉は、次のようなメニューでいただくのがオススメですよ!
■大葉香る鶏唐揚げ
いつもと一味違う“爽やかな”唐揚げに仕上げましょう。大葉のアクセントを加えることで味のバランスを整えやすく、淡白になりがちな鶏むね肉の唐揚げも楽しめますよ。大葉を1~2センチ角に手でちぎるかカットして、いつもの唐揚げの調味料と一緒にお肉に揉み込み馴染ませ、片栗粉をまぶして揚げるだけ。醤油や麺つゆの代わりに、白だしを使ってあっさりした味付けに仕上げても美味しいですよ。
■大葉のサラダ
葉物野菜に大葉を加えれば、あっという間に味深い一品になりますよ。レタスや湯通ししたキャベツなどの葉物野菜をちぎり、大葉は丸ごとそのままか、同じように食べやすい大きさにちぎって和えましょう。ごまや焼き海苔、韓国海苔などもお好みで一緒にちぎって入れ、こま油を回しかけて出来上がりです。
■大葉入りチヂミ
いつものチヂミに大葉を入れることで、爽やかな一品に仕上がります。タネにそのまま混ぜ込んでしまってもOKですし、焼く際に大葉を広げて敷き、その上にタネを流し込んで焼いでもOKです。しっかり火を通してチヂミの味わいの中に埋め込むことで、子どもでも食べやすい味に仕上がりますよ。
いつもの料理にアクセントを加えたり大葉だからこそ楽しめるメニューを味わったりと、その楽しみ方は無限大です。野菜売り場で大葉を手に取り、ぜひ試してみてくださいね。
(Nao Kiyota)