普段通りにゲームができなかったり友だちと遊べなかったりして、子どもが「つまんない……」と言い出す家族旅行に困ることはありませんか? 移動時間が長かったり子どもが好きな公園や娯楽施設がない場所に出かけたりする際は、次のような工夫をして旅の時間をゲーム感覚で楽しんだり体験型アクティビティを取り入れたりするのがオススメですよ!
■写真コンテストを開催する
家族全員がスマホやカメラを使用し、さまざまな場所での発見や感動を写真におさめて「これこそ!」という自信作をコンテスト形式で見せ合う写真コンテストを開催すれば、旅の道中もお気に入りの1枚を撮ることに集中することができます。誰が審査をするかあらかじめ決めたり日ごとに審査員を交代したりすれば、目指す写真や結果発表の視点が変わってより面白くなりますよ。
■食事をかけたクイズやバトルを取り入れる
「買って帰ったら喜ばれそうなお土産を探す」「今日の夕食にふさわしい特産品や食事処を探す」など、お題を決めて家族でバトルを開催。いちばんの賛同を得た人をチャンピオンとしてスペシャルメニューを特典として付けるなど、賞品も設定して取り組むとより盛り上がりやすいですよ。
■思い出を形にする
お菓子作りや陶芸体験など、思い出を形にすることができるアクティビティに参加すると、後からその日を思い出してまた楽しむことができます。消費するだけではなく、何かを生み出したり気持ちを込めたりする体験を取り入れると、満足感や思い出深さがグッと高まりますよ。
子どもが小さいうちは、ルールを守れなかったり結果に納得できずに泣き出してしまったりすることもあるかも知れません。ですが、それもまた思い出の一つ。経験を積んで“我が家らしい旅行中の過ごし方”にしていくことで取り組み方も楽しみ方も変わっていきますから、ぜひその過程も楽しんでくださいね。
(Nao Kiyota)