放送中の綾瀬はるか主演ドラマ「ひとりでしにたい」(NHK)に「よくやった!」の声があがっていることをご存じだろうか。
このドラマはカレー沢薫氏とドネリー美咲氏(原案協力)による同名マンガを原作にしているのだが、原作マンガファンからは「アレはどう表現されるのか?」「アレにはモザイクがかけられるのか」「そもそもNHKでアレを出すことはできるのか?」「そもそもアレをなくした展開になるのかも」などと話題になっていたことがある。それは、主人公の鳴海(綾瀬)は、大好きだった叔母・光子(山口紗弥加および稲川実代子)が孤独死したことをきっかけに「終活」を始めるのだが、亡くなった光子の遺品の中に女性用プレジャーグッズを発見。何かわからずに(綾瀬本人もそれが何か知らなかった気がするが)会社に持参すると、同僚女性から何をする物か教えられ、亡くなった叔母の遺品にあったと告げると、叔母・光子は見ず知らずの鳴海の同僚から「キモッ!」と蔑みの声をあげられてしまうのだ。
NHK制作のドラマだから、そのものを画面に映すことはないのではないかと予測する声もあったが、実際には鳴海を演じる綾瀬がしっかり右手に持って掲げるという、原作マンガ通りに描かれたため「NHKも変わったな」「確かにこのシーンは代用が効かないよね」「このエピがないと鳴海は終活に走れない」「よくやった!」といった声があがっているのだ。
40歳になっても変わらぬかわいらしさで鳴海を演じている綾瀬。今後の展開も見逃せない。
(森山いま)