伊東市・田久保市長 「学歴詐称疑惑」で判明した衝撃的「“ヒッピー”時代」
静岡県伊東市の田久保真紀市長の「学歴詐称疑惑」が波紋を広げている。
市議を2期務めたのち、今年5月25日に行われた同市長選で初当選を果たした田久保氏。
疑惑のきっかけとなったのが、当選からまもない6月上旬に市議全員に送られた田久保氏の学歴に虚偽があることを示唆する「怪文書」の存在だ。
「これまで田久保氏は『東洋大学法学部卒業』と公表していましたが、怪文書には『東洋大卒ってなんだ!彼女は中退どころか、私は除籍であったと記憶している』と記されていた。6月25日の定例会代表質問で一部の市議から疑惑をただされたことで、問題が大きく取り沙汰されることになりました」(政界ジャーナリスト)
7月2日に会見を開いた田久保氏は「大学に確認したところ卒業の確認はできず、除籍されていたことが分かった」と疑惑を認めた一方で、選挙中にみずから公表していないとして「公職選挙法上は問題ない」との認識を示したのだった。
この会見について、同ジャーナリストは「田久保氏が『故意の詐称ではない』と弁明する際に明かした『奔放すぎる生き方』が衝撃的でした」と語る。
「記者による『大学には何年通ったか』との質問に、田久保氏は『大学時代の後半は、かなり自由奔放な生活をしていた』と回答。さらに『バイクに乗っていろいろなところに行き、住所不定のような状態になっていた』と語っていました。この説明が事実なら、学生時代の同氏は“ヒッピー”同然の暮らし。バイクで各地を放浪していては、大学を卒業できるわけがありません」(前出・政界ジャーナリスト)
市議会側は百条委員会を設置し、田久保氏に辞職を勧告する構えだ。
(塚原真弓)=写真はイメージ=
