【FNS歌謡祭】Number_iが「猛暑なのに真冬の装い」熱唱に困惑の声!指摘される“彼らの美学”
「この暑さでファー!?」「見てるこっちが倒れそう」
猛暑がいっこうに静まる気配がないが、そんなな中で7月2日に放送された音楽特番「2025 FNS歌謡祭 夏」(フジテレビ系)に登場したNumber_iの3人(平野紫耀、神宮寺勇太、岸優太)は、例によって黒づくめ。黒いレザー、重ね着、そしてファーがついたフード付きのブルゾン─まるで真冬の格好である。
視聴者の多くは、まずその“暑苦しい装い”に目を奪われ、SNSでは「見てるだけで汗が出る」「真夏にあの格好だけど、かっこよいから文句言えない」と、戸惑いにも似た称賛が広がっている。ファッション誌のライターが語る。
「Number_iのファッションは、しばしば“現実離れしている”と評されています。確かに、真夏にファーを羽織ることに合理的な意味はないのですが、彼らの装いには、単なるおしゃれの枠を超えた“遊び心”が存在しているように見えます。ファッション業界においても“季節を裏切る装い”は、おしゃれ上級者のテクニックです。暑さや快適さではなく、表現者としてのファッション。そこに、“あえての不快”を選ぶことで、彼らにとっての“美学”の本気度が伝わってきます。でも、さすがにこの猛暑だと、着ている本人より、見ている視聴者がつらいですよね」
同ライターが付け加えるには、Number_iのファッションは、いわば“鎧(ヨロイ)”なのだとか。
「今どきのアイドルのようなラフな感じとは違って、“神格化”されています。 SNS時代において、“共感”や“親近感”は武器とされていますが、彼らはあえてそれを拒否しているように思います」(前出・ファッション誌ライター)
快適さよりも、表現を選んでいる3人。いくらスタジオの中は冷房がきいているとはいえ、この酷暑の中、ファーを羽織り、黒を重ねる彼らの姿に宿っているのは、ゆるぎない意志なのだろう。そう考えると観ているほうも、何だか体温を奪われていくような凄みさえ感じてしまう!?
