ベッキー あの長寿番組の最終回を必死に盛り上げるも、まだ「9年前の件」がムシ返された「2つの理由」
実業家・堀江貴文氏も呆れるレベルでタレント・ベッキーが“批判され続ける”ことが話題になったのには、複合的な要因がありそうだ。
30年以上もお茶の間を盛り上げてきた「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)が終了して2週間以上が経過したが、まさに最後の放送となった6月26日放送回のことである。この日、ゲストには番組に馴染みのあるタレントが名を連ねたが、一部視聴者が拒否反応を示したのがベッキーの存在だった。
車中のドライブトークでは運転席に座り、「32年間のウラ話大放出」と銘打たれた企画で番組を盛り上げたベッキー。だが、視聴者からは、いまだに2016年に彼女が起こした不倫騒動が忘れられないとする声がネット上に続出したのだ。いわく、「ベッキー出るなら番組も見ない」「チャンネル変えた」「ダウンタウンDX最終回だから観てたらベッキー出て来てすごい不愉快だったから観るのやめた」などの反応が上がっていた。
これに堀江氏は自身のXで、騒動から9年が経ってもなお、視聴者から「観るのやめた」とする拒否反応が出ていることを報じたネット記事を引用し、「まだこんなこと言ってる暇人いるのか笑」と呆れたように投稿している。
「不倫による謹慎から復帰したタレントはベッキーに限らず、他に何人もいますが、彼女の場合は特に何年経っても2016年の“ゲス不倫”騒動が引き合いに出され続けています。おそらくはまず、不倫が発覚する前の好感度の高さとのギャップが大きいということが原因なんでしょうが、9年間も批判の熱が完全に冷めない現状には同情票も多く、堀江氏の投稿に対して『本当にもうええでしょ!という感じ…』『呆れる。もう彼女もご結婚されて母になられてるのだから良いのでは?』などのリプライが寄せられていました。ベッキーは不倫騒動から3年後の19年に読売ジャイアンツ・片岡治大と結婚し、すでに2人の子供を育てるママタレになっていますからね。そうしたネットでのネガティブな反応には、本人も“まだ言われるのか…”と驚いているでしょう」(テレビ誌ライター)
ただ、今回の「ダウンタウンDX」では、活動休止や体調不良の影響で、本来なら主役であるはずのダウンタウン(松本人志、浜田雅功)の姿がなかった。
そうした視聴者の不満が、番組を必死で盛り上げたベッキーのもとへ集中してしまった可能性もあるのかもしれない。
(木村慎吾)
