【早わざレシピ】平野レミと石川佳純の相性の良さに指摘される「レミのお相手はアスリートが◎」
今年で放送10年目、今回で20回目の生放送となった「平野レミの早わざレシピ!2025夏」(NHK)が7月21日に放送された。休日の朝8時15分からスタートすることが多いこの番組は、普段の休日ならダラダラ眠っている人々をも覚醒させる刺激的な生放送番組として、ご存じの方が多いのではないだろうか。
この日の放送でも、ガチで5分遅刻してきた澤部佑が多重放送のようにスタジオではない別室で謝り続けている声が聞こえていたり、ちくわの穴にチーズを詰め、それを米油で焼いて”おっ立てて”盛りつけた「ちくわの変チクリン」という料理名を、平野からクイズ形式で聞かれた三谷幸喜が「古畑任三郎のテーマ」をBGMに「ちくわのちんちくりん」と答えたり、12月3日に東京・よみうりホールで開催される「ニッポン・シャンソン。フェスティバル2025」にひらのが出演することを生放送中に宣伝しかけて途中で止められたり、料理番組とバラエティ番組が良い塩梅にミックスされ、楽しませてくれた。
しかし最も視聴者の目を引いたのは、卓球元日本代表でスポーツキャスターの石川佳純だろう。
可憐な女優のようなオーラを放ちながら、予測不能な平野の指示にも落ち着いて難なく対応し、キビキビした所作は見ていて気持ちがよく、時には平野の行動を先読みしてフォローするなど、「さすが一流アスリート」と言いたくなる素晴らしい能力を発揮していたからだ。
昨年7月15日放送の「平野レミの早わざレシピ!2024年夏」(NHK)の時も、レスリング元日本代表の吉田沙保里は戸惑っていることが伝わってきたが、サッカー元日本代表の澤穂希は今回の石川のように、無駄のない機敏な動きや何が起きても動じない判断力と対応力を発揮し、視聴者からは称賛の声があがっていた。ということは、もしかすると平野の料理アシスタントは、「チームプレイをする一流アスリート」が合っているのかもしれない。
例年と同じく「2025年秋」の放送もあるだろうか。今から楽しみだ。
(森山いま)
