【19番目のカルテ】津田健次郎「演技を超えた説得力」に感涙の声!「ありがち描写ナシ」が支持されるワケ
嵐の松本潤が主演を務める日曜劇場「19番目のカルテ」(TBS系)の第3話が8月3日に放送され、平均視聴率は10.0%。今クールドラマの中で、唯一2ケタをキープしている。
この日の患者は、人気アナウンサーとして活躍する堀田義和(津田健次郎)。妻や一人娘にとっても自慢の存在だった。そんな義和に外科医の東郷康二郎(新田真剣佑)から告げられた病名は「下咽頭がん」。幸い、初期だったことから、切除すれば完治できる病状なのだが、“声”を生業とする義和にとっては、声帯を傷つける恐れのある手術は“死の宣告”も同然だった。手術をかたくなに拒む義和は、セカンドオピニオンとして総合診療科の受診を希望する。
“声を失えば、自分は死んだのと同じ”と徳重晃(松本)に訴える和義と、完治を第一に考える康二郎とは意見が対立してしまうのだが…。
実生活でも声優・役者として活躍する津田に対して視聴者からは「演技を超えた説得力に泣く…」「役と本人を重ねてしまって涙止まらない…」「津田さんだからこそ説得力が半端ない」など、多くの反響があった。
「このドラマがなぜ人気なのか?それは、医療モノにありがちな派閥争いはほとんどなく、どの専門医も真っ当な医師ばかりで見ていて清々しいですね。医療に携わる誰もが、患者に対し真摯に向き合っている姿勢が素晴らしい。各専門医が、総合診療科の徳重を要として通じ合い、よりよい治療に向けて扇が広がるごとくになっていく様は、日本の医療現場を信頼するに値すると信じさせてくれる展開となっています。そここそが、このドラマが支持される要因ではないかと思います」(テレビ誌ライター)
次回は、自己管理ができていない糖尿病患者の夫と、それにイラつく妻の話。厚生労働省による令和5年(2023年)の調査によると、糖尿病で現在治療を受けている患者総数は552万3000人。予備軍を含めると2000万人を超えるともいわれている糖尿病。徳重がどんな治療を提案するのか、気になるところだ。
