石田ゆり子、“ポンコツ”なのに愛される最たる理由は「思っていることしか言えない」と明言する正直さ
8月2日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)に出演した石田ゆり子が「体育会系な素顔」を次々と明かし話題になっているようだ。
現在55歳の石田は、1984年開催のロサンゼルスオリンピックの強化選手になれそうなほど水泳(平泳ぎ)を究めたため、現在も脊柱起立筋がしっかりしているために背中の真ん中に溝ができ、そこで「流しそうめんができる」と言われていると明かした。
この時、石田は「誰も気が付かないんですけど、脊柱起立筋っていう背中の筋肉がものすごい強いです」「流しそうめんができるって言われるぐらい」と説明していたのだが、「誰も気が付かない」のに、「流しそうめんができるって(誰かに)言われるぐらい」と、やや論理が破綻して聞こえる言い回しだった。気が付かない誰かに教え、それを見せたうえで言われた、あるいは筋肉が強い話とは別に、背中の形について流しそうめんができると言われたことがあるという話なのか…。
ともあれ、この“ポンコツ”ぶりこそ石田が愛される理由の1つだと思うのだが、さらにこの日の放送で石田は、これから(も)「正直に生きていきたい」といい「自分が本当にやりたいことをやりたいな」とコメント。さらに「そうですね、私、思ったことしか言えなくて。だからちょっといろいろ、墓穴掘る時もあるんですけど。正直者で生きて行きたいと思ってます」と抱負を語った。
思い返せば石田は、昨年1月には航空機内でのペット同伴搭乗をめぐる意見をインスタグラムで述べたところ、賛否が大きく分かれることになった。
2018年5月には、店員の接客態度に対する意見をインスタグラムで述べたところ、一部から「販売員の仕事を否定している」という批判が寄せられたことを受け、石田は自身の投稿を削除。「いろいろ考えましたが…。しかしわたしは接客すべてを全否定など全くしておりません。そういうことじゃなく日々のおもったことを書いただけなのですが」と真意を説明。これ以外にも何度か、顔を知らない誰かと白熱したやり取りをくり返している。この「白熱したやり取り」こそが「正直者」の証とは言えないだろうか。
「思ったことしか言えない」と自身の手の内を明かした上で「正直者で生きて行きたい」と明言した石田。親友の板谷由夏が「とても男気があるカッコイイ女です」と言っていたのは、こういうところを指しているのではないだろうか。
(森山いま)
