「ピースサイン」が「ダメ!」な国も…海外旅行「日本人がやりがちなNG言動」を国別に一挙紹介!
夏真っ盛り。連日の猛暑で不快すぎる日本を脱出すべく、お盆休みなどの長期休暇に海外旅行を予定している方も多いかと思います。
ただ、日本人が何気なくやっている行為が、国によっては「NG」の場合があるので要注意です。
例えば、写真を撮るときにする「ピースサイン」。これは、アメリカの平和運動から生まれたハンドサインですが、ギリシャでは「くたばれ」。また、手の甲を相手に向けて裏ピースをするのは、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどでは「侮辱」「軽蔑」「卑猥」という悪い意味があります。中指を立てるのと似たような意味を持つので、写真を撮るときは気を付けたいものです。
ソーシャルメディアなどの「いいね」ボタンや絵文字などで広く使われている親指を立てた「サムズアップ」。英語圏では「good」や「OK」などポジティブな意味で、日本での使われ方と同じとほぼ同じですが、中東やアフリカなどの一部の国では「侮辱」を表します。
また、かわいい子供を見ると、つい、「いい子だね」と頭を撫でてしまいたくなるものですが、人気渡航先の観光地・タイでは決してやらないでください。タイでは、人の頭は魂が宿る神聖な場所。どんなに親しくなったとしても、子供だけでなく大人であっても触れてはいけません。このことは、ガイドブックでも注意喚起されています。それでも、時折子供の頭を撫でてしまい、訴えられるという実例もありました。
各国にある寺院や宗教的建物の中には、熱帯地域の国であっても、厳格な服装規則がある場合があります。タイやインドネシアの寺院では、肌の露出はNGで、タンクトップや短パンでは入れないので気を付けましょう。
特にインドネシアの寺院では、女性の場合「生理中」や「出産後42日以内」である場合は、寺院に立ち入ることはできません。また、「生後3カ月以内の乳児」、「出血を伴うケガをしている人」、「身内が亡くなったばかりの人」も寺院への立ち入りが制限されているので、確認してから観光することをお勧めします。
日本では、まったく問題のない仕草や行動であっても、他国によっては不快な思いをさせてしまうことをどうか忘れずに、楽しい旅をしてほしいものです。
