木村拓哉が“柔軟”すぎ!YouTube・配信バラエティで見せ、好感度を爆上がりさせた“知られざる素顔”とは
テレビドラマや映画作品を彩る俳優としてもベテランの域に達している木村拓哉。53歳の誕生日があと約3カ月に迫ったここにきて、俄然存在感を強めている舞台が「ネットメディア」だ。
まず、自身のYouTubeチャンネル「木村拓哉」が大人気。8月13日時点で登録者数は191万人を突破しているが、これまでに「散歩」「リアル体験ゲーム」など多彩な企画に挑戦し、100万再生、時には400万回を超える動画も見られる。これは50代俳優のYouTubeとしては異例なことで、好感度も爆上がり中だ。スポーツ紙記者が言う。
「テレビでは滅多に語らない印象の『家族の話』をYouTubeではしているのが大きなポイントでしょう。キムタクのアイドルとしての全盛期を知らないような若い世代もYouTubeを通じ新規ファンになっている。娘のCocomiやKoki,(「o」の上に-)ファンのほうから彼女たちの“父親”が支持されるという現象も起きています」
そんな木村はネット配信番組にも進出。8月1日からPrime Videoで配信されているバラエティ「賞金1億円の人脈&人望バトル トモダチ100人よべるかな?」に登場し、クロちゃんやお見送り芸人しんいちらとも共演し、存在感を見せつけた。
同番組は、バナナマン・設楽統とバカリズムがMCを務め、芸能界で人脈が広いとされる元「A.B.C-Z」の河合郁人、「さらば青春の光」の森田哲矢、Mattがプレイヤーとして参加。プレイヤーの3人が、制限時間内に芸能界の友人を、企画内容を教えず何人呼べるかを競う。木村は事務所の後輩である河合から“呼び出さ”れ、出演が実現したのだ。
都内のスタジオに現れた木村だが、何が起きているのか知らされぬまま、他のタレントたちと過ごすことに。しかし、1時間以上もの間、木村は、抜群のリーダーシップを発揮。その場にいるタレントたちをまとめ、番組を大いに盛り上げ、SNSでも絶賛のコメントが多く寄せられたのだった。
「最近では映画やドラマの番宣以外ではテレビのバラエティ番組にほとんど出演していない木村が、後輩の頼みを聞いて番組に登場した形で、視聴者はその男気を評価したようです。業界関係者にも“ネットの配信番組でもここまで柔軟に対応できるのか”という印象を強烈に与えたと思いますよ」(民放関係者)
スーパースターとして、常に進化を続けている木村。ネットでも成功を収め、今後の人気も盤石な情勢だ。
(渡邊伸明)
