40代のインスタ…見たくない投稿「3パターン」の共通点とは!
せっかくSNSを運用していても、フォロワーから密かに「もう見たくない」などと思われていたら、かなりのショック…!40代にも人気が高いSNSのひとつである「インスタグラム」では、フォローしあっている関係でも投稿を非表示にする機能があるので、自分で思っているほどフォロワーに投稿を届けられていない場合もあります。
そこで元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、フォロワーが距離を置きがちな40代の投稿「3パターン」を心理的背景も交えてまとめました。
1:「若い子に混ざっても違和感のない私」が強すぎる
10〜20代を対象としているイベントやライブに一人参戦して自撮りを繰り返し「#同世代はもう行かないよね #でも私は行く!」的な“逆張り自慢”を繰り出してしまうのと、見る側はいやでも年齢差を感じてしまい、妙な痛々しさを覚えることも。本人はアクティブな自分を見せたいだけだったとしても「若い子に混ざっても違和感のない私」をアピールしているように受け取られがちな面も否めません。
2:“大人の余裕”を武器にしたマウント
若い頃はこうだったけど、今は○○」と人生経験を説き出したり、「年齢を重ねてからのほうがモテる」系の断言をしてみたり。自分に自信のある姿は魅力的である一方、SNS上では年齢を武器にしたマウントにも受け取られてしまいがちです。「20代の頃はいいけど、やっぱり40代の落ち着きには勝てないよね〜」など、下の世代を軽く見下す発言は、本人に悪気がなくても上から目線に見えやすいものです。
3:「大人女子」をブランド化しすぎ
大人カフェ巡りやホテルランチの写真ばかりを投稿し、投稿のすべてが“雑誌風”で生活感ゼロ!となると、作り込み過ぎている印象が出て共感が薄れる場合も。さらには「#大人女子 #40代女子 #アラフォー女子力」などのタグを多用して自信をブランド化し過ぎてしまうと、見る側が痛々しさを感じやすいのも否めません。世界観を作り込むのは悪いことではないものの、マウント感のある作り込みだと感じさせてしまえば、「見たくない…」を招きがちです。
■40代のインスタグラムは自然体への共感を意識して
せっかくの投稿がフォロワーからの反感を買ってしまうのは、もったいないお話です。どんな投稿をしても本人の自由であるのは確かではあるものの、世代を超えて好感度が上がるよう“上から”ではなく“隣から”語るよう意識をしたり、「完璧な人」ではなく「感じの良い人」を目指した投稿を心がけたりするほうが、より幅広いフォロワーからの共感を得やすいかもしれません。
(元市議会議員・メンタル心理カウンセラー/並木まき)
