YOSHIKI「人気アニメ『ダンダダン』騒動」は収束でも気になる!「中川翔子&矢口真里」ケースとの共通点
X JAPANのYOSHIKIが、自身のXアカウントで「メンタル少しまいっています」との心情を綴ったのは、さる8月19日。「今、日本でも、アメリカでも、ヨーロッパでも、中東でも、自分の周りで色々なことが起こり過ぎていて、メンタル少しまいっています。自業自得です」と投稿し、一見、世界情勢を憂えているような印象だが、時期的に、テレビアニメ「ダンダダン」(TBS系)に関する大炎上が関係しているのではないかと、ファンを心配させたのだ。
同作品は、「少年ジャンプ」に連載中の宇宙人を信じるオタク少年と、幽霊を信じる女子高生が怪奇現象と戦う、オカルティック怪奇バトル漫画をアニメ化したもの。第1期は昨年10~12月に放送され、第2期が7月から放送中だ。
「YOSHIKIは、第2期の『ダンダダン』の、8月8日放送の第18話で登場した架空のバンド『HAYASii』をXアカウントで『何これ、 XJAPANに聞こえない? 』と、XJAPANに似ていると指摘。その後も、楽曲の権利にに関し、投稿を重ねました。アニメの中で、『HAYASii』は、お祓いをするために楽曲を披露するという設定で、アニメに登場、ヘヴィメタ調の楽曲『Hunting Soul』を演奏したんですが、これが、X JAPANの代表曲である『紅』と似ていて、YOSHIKIが問題にしたんです」(芸能記者)
バンド名についても「俺のLast Name?」と違和感があることを表明する中、ネット上で逆に批判を浴びることに。そのためか、YOSHIKIはこれらのポストを一斉に削除。そのタイミングでの冒頭の「メンタル少しまいっています」という投稿につながったのだった。
しかし、8月22日になって、「ダンダダン」の公式Xアカウントが声明を発表。
「本楽曲は、 製作チーム一同が尊敬してやまない YOSHIKI 様と X JAPAN様のような熱量をアニメの中で表現すべく、また、音楽演出において、『ダンダダン』のアニメにおけるストーリーやシーンにマッチし、かつ作品としてのクオリティをさらに上げられるようにとの想いで制作いたしました」としたうえで「今回、 YOSHIKI 様及び X JAPAN 様に対して、事前のご説明に思いが至らなかったことで、ご心配をおかけしてしまったことは本意ではなく、心からお詫び申し上げます」と謝罪。「権利関係につきましても、関係各所と建設的に協議を進めております」と、謝罪や説明を行った。
「これを受ける形で、YOSHIKIは22日に、『ダンダダン製作委員会の誠実な対応に、心から感謝します。驚きもありましたが、皆さんの声に感謝しています。プロデューサーさんとのポジティブな会話で、コラボの可能性も含め、素晴らしい未来をファンの皆さんと築いていける気がしています!』と、和解の意向を表明し、事態は収束しそうな流れです。これまでにも、アニメに関し、ネット上で騒動を起こした芸能人は少なくありません。有名なところでは、オタクを公言している中川翔子は、いろいろな作品の魅力をテレビやSNSで紹介するたびに揚げ足をとられがちですし、古くは、元『モーニング娘。』の矢口真里も、『ONE PIECE』の大ファンだとアピールしたものの、バラエティ番組でのクイズ企画で、1問も答えられず、『ニワカだ』批判を浴びたこともありましたね。人気アニメのファンの数は膨大で、それだけに中には、有名人の発言を厳しくチェックするタイプのファンもいるだけに、ザワつきやすい。今回の騒動もそうした要素も影響しているように思えます」(民放関係者)
ファンに向けて頻繁に情報をSNSで配信しているYOSHIKIだけに、軽い気持ちで問題提起したことが、騒動を招いてしまったようだが、YOSHIKIファンにすれば、これからも発信が激減するようなことがないように願っているはずだ。
(渡邊伸明)
