ミセス大森元貴 旧ジャニーズから研ナオコまで惹きつける「再生パワー」の秘密とは
芸能界の“友達になりたいリスト”の頂点に、今、名前が躍るのがロックバンド・Mrs. GREEN APPLE(以下、ミセス)の大森元貴。嵐の二宮和也、timeleszの菊池風磨、そして亀梨和也…トップアイドルたちが、こぞって彼を“大リスペクト”しているというのだ。
象徴的なのは、二宮との出会い。2022年公開の主演映画「ラーゲリより愛をこめて」で大森が主題曲を務めて以降、二宮は大森との関係を深め、業界内では「二宮人気が再浮上したのは大森効果」とまで囁かれている。また、菊池とは今年4月公開の映画「#真相をお話しします」でW主演。二宮、菊池、Hey! Say! JUMPの山田涼介が出演したYoutubeチャンネル「よにのちゃんねる」に大森が出演し、さらに親交を深めている。
「大森さんに近づくと、空気が変わる。国民的アイドルのクリエイティブ魂に火をつけて再生させてしまう。そんな感じなんですよ」(音楽関係者)
また、STARTO ENTERTAINMENT退所後の亀梨和也も、大森との親交を公然と口にしている。8月22日放送の音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)でミセスと共演した際には、タモリの前で、大森とは食事にも行く仲であることを明かし、「今年ちょっと忙しくて来年だね」などと、大森と向き合いながら話した。さらに、大ベテラン歌手の研ナオコまでもがかねてよりの“ミセスファン”を公言。SNSに大森とのツーショットを堂々と投稿し、世代を超えて「つながりたい」と表明する姿が注目を集めた。
「こうしたトップ層に加え、ミセスのライブ会場には各芸能事務所に所属する若手ボーイズグループのメンバーも足を運び、その様子をSNSに投稿しているんですよ。まるで“大森詣で”とでも呼ぶべき現象が広がっているんです」(前出・音楽関係者)
では、なぜそこまで大森元貴がリスペクトされるのか。理由は、彼のクリエイターとしての資質にあるようだ。ミセスのすべての楽曲を手がける大森は、音楽面での天才性を誰もが認める存在。かつて大手芸能事務所に所属していたスタッフはこう話す。
「曲を生み出す才能はマネできない。でも、大森さんのステージングやファンを巻き込むエンターテインメント性なら彼のそれを見て学び、並ぶこともできるという思いがあるのでしょう。だからこそ彼を観察し模倣しつつ、自分のものとして吸収しようとするのでは?」
いったん活動を休止してから22年3月に復活するという“ドラマ”を武器に、ファンの共感を呼び覚まし、国民的バンドにまで成長したミセス。その中心に立つ大森は、今や音楽を超えた“時代のカリスマ”。若手歌手に始まり、旧ジャニーズのトップ層、そして大御所歌手までもが、その輝きをリスペクトし、吸い寄せられているのだ。
