10年ぶりに「ポッキー」がリニューアル!実食したその味は……
チョコレート菓子として世界一売れているとギネス認定もされているグリコの「ポッキー」。実は、リニューアルしたことをご存知でしたか? そもそもポッキーは1966年に誕生した歴史あるロングセラー菓子。そんなポッキーの歴史を振り返りながら、新生ポッキーの特徴や魅力、試食した感想をお届けします。
■ポッキーの歴史振り返り
ポッキーは当初、“テクテク歩きながら食べるチョコ”の意味で「チョコテック」と名付けられましたが、この名称はすでに商標登録されていることが分かり、食べるときの“ポッキン”という音からポッキーに改名。既存商品「プリッツ」の持ち手部分を残し、チョコレートをコーティングするという工夫によって現在の形が誕生したんだそう。
1970年代にはアーモンドやいちご味などのバリエーションが登場し、1980年代にはトッピングやムースポッキーなども生まれて多様化しました。2010年代になると、ファミリーサイズの大袋タイプや季節ごとの商品、さくら抹茶などバラエティー豊かなラインナップが誕生。そして2025年9月2日、10年ぶりのリニューアルを果たしました。
■リニューアルした「ポッキーチョコレート」と「ポッキー極細」の特徴
江崎グリコ・グローバルブランド事業部Pockyマーケティンググループの鈴木葵さんによれば、リニューアルのテーマは“素材の味わいを生かしたカカオが主役のシンプルな設計へ”なんだとか。
「原料から見直し、産地にこだわった香り豊かなカカオを使い、コク深く香り高いチョコレートを実現した」といいます。味を引き立てるためにプレッツェルにもこだわり、素材を生かしたシンプルで飽きのこない美味しさへ進化したそうですよ。
■試食した感想は?
リニューアルしたポッキーを試食してみたところ、チョコレートの味わいが格段に変化しているのを実感。フルーティーでコク深い風味なんです! 従来のポッキーと食べ比べるとやや甘めに感じるほど。ただ、カロリー表示をみると新製品のほうが低いので、安心して楽しむことができますね。
プリッツェルは従来のものより甘さ控えめで、香ばしさを感じました。全体的に従来品より“香り高くリッチな味わい”に進化した印象でしたよ。
これまでのファンはもちろん、「あまり食べたことがない」という人にもオススメの新生「ポッキー」。ぜひこの機会に味わってみてくださいね。
