なんだか不調で疲れが溜まっているのかも……見逃し厳禁な“体のSOSサイン”
「疲れているけどまだ頑張れる!」そう思って無理をしていませんか? 心身の不調は知らないうちに少しずつ積み重なっています。日々の生活の中で見過ごしがちな、体が発する「もう休んで!」という“SOSサイン”を3つみていきましょう。
■食欲がない、または食べ過ぎてしまう
「最近、食事が喉を通らない……」と感じる一方で、「イライラしてついついお菓子に手が伸びてしまう」という人もいるようです。疲労が溜まると、自律神経が乱れて食欲をコントロールする機能がうまく働かなくなります。いつもと違う食欲の変化は、体が悲鳴を上げているサインかもしれませんよ。
■些細なことでイライラする、気分が落ち込む
「家族や友人の一言がやけに気になる」「ちょっとしたことで怒ってしまう」など、感情の起伏が激しくなっている状態もSOSサインの一つ。また、とくに理由もなく気分が沈むのも心身の疲労が影響している可能性があります。精神的な疲れは肉体的な疲れ以上に気付きにくいため要注意です。
■寝付きが悪い、途中で目が覚める
「ベッドに入ってもなかなか眠れない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」といった睡眠の質の低下は疲労のサインです。疲れているはずなのに眠れないのは、脳が興奮状態にあるため。質のよい睡眠がとれないと、ますます疲労が蓄積するという悪循環に陥ってしまいます。
どれも必ず疲労が溜まり過ぎているとは限りませんが、そうかもしれないとブレーキを踏み、リフレッシュするいい機会です。温かいお風呂にゆっくり浸かったり、好きな音楽を聴いたり、ほんの少しの時間から心と体を休ませる機会を作ったりして、上手に疲労を癒やしてくださいね。
(Nao Kiyota)
