累計640万部のライトミステリー小説「ビブリア古書堂の事件手帖」が実写とアニメでダブル映画化されることとなった。2月25日には最新刊が発売され、併せて映画の詳細も公表されそうだが、同作品のファンからは「頼むから剛力彩芽だけはやめてくれ!」との悲痛な叫びがあがっているという。
「同作品は剛力主演で13年1月期にフジテレビの月9枠でドラマ化されました。その剛力がショートカットでスレンダーなのに対し、原作の主役はロングヘアで胸が豊かな女性だったため、原作ファンの間では『ゴリ押しもいい加減にしろ!』との怒号が飛び交ったものです」(テレビ誌ライター)
原作ファンから見放されたためか、同ドラマは最終回で当時の月9最低視聴率を記録。これで映画版でも剛力が主役になろうものなら、悲惨な結果が待っているのは目に見えていそうだ。だが、その可能性はほとんどないと映画ライターが指摘する。
「剛力はもう3年近く、映画から離れているんです。最後に出演したのは2014年4月公開の主演作『L・DK』で、興行収入は推定3億円台。惨敗ではないものの赤字は免れず、製作委員会に名を連ねた所属事務所のオスカープロモーションも映画の難しさに懲りたのかもしれません。同社は2008年にも映画『桜の園』で興行収入4000万円未満という伝説の大惨敗を喫していますしね」
最近はやたらとナイトドラマに出演し、夜の女王になりつつある剛力。その裏には「映画はもう勘弁」という事務所側の意向もあるのかもしれない。
(金田麻有)