重い腰が今すぐ上がる!疲れ知らずのお掃除“ラクラク”術
「掃除しなきゃ」と思っても、仕事や子育てで疲れ切ってなかなか重い腰が上がらない。そして、気付けば週末にまとめてやるしかなくなってしまう……。実は、掃除を頑張っている人ほど疲れて挫折しやすいという落とし穴があるんです。毎日の掃除をラクに乗り切る工夫とは!?
疲れない掃除を実現するための最重要ポイントは“掃除をイベントにしない”ことです。「今日は掃除の日!」と決めてしまうと、「完璧にやらなきゃ」というプレッシャーが生まれ、掃除のハードルが上がってしまいます。毎日の生活の中に“超ミニマムな掃除”を溶け込ませることで、掃除に向かうハードルを下げて手軽に取り組めるようにしましょう。
コーヒーを淹れるお湯が沸くまでの30秒でコンロ周りをサッと拭く、ドライヤーをかけたら床に落ちた髪の毛を粘着クリーナーでコロコロする、子どものお風呂のおもちゃを片付けるついでに浴槽を軽く洗うなど、毎日のルーティーンの中に小掃除を組み込みましょう。こうした“ついで掃除”を習慣にすることで、一つひとつの作業負担を軽減させることができますよ。
掃除道具は、見えないところにしまってしまうと出すのが億劫になりがちです。よく使うものはすぐに手に取れる場所に置いておくのが鉄則。リビングの目立たない場所にハンディクリーナーや粘着クリーナーを置いておいたり、小さな箒・ちりとりを各所に置いておいたりすることで、気付いたらすぐに手を伸ばしてサッと掃除できるようにしましょう。
日々の掃除を「毎日少しずつ、気付いたときに、ついでにやる」という意識に変えることで、心にもゆとりが生まれます。完璧を目指し過ぎずに“ついで掃除”を積み重ね、「掃除しなきゃ……」と焦る気持ちを克服しましょう。
(Nao Kiyota)
