【ばけばけ】オープニング映像の「違和感」にNHK局内で囁かれる「隠しメッセージ」の可能性
9月29日にスタートしたNHK朝ドラ「ばけばけ」。明治時代に日本で「怪談」などの名作を残した作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)と、その妻・小泉セツをモデルとした作品だ。
今作でヒロインの松野トキ役として起用されたのが、2892人が参加したオーディションで選ばれた女優の髙石あかり。序盤では彼女の子供時代を中心に物語が進んでいく。
初回の放送時、SNS上で「期待が持てそうな内容」と視聴者の好意的な反応が目立っていた一方で、違和感が噴出したのがハンバートハンバートの楽曲とともに流れる「オープニング映像」だ。NHK関係者が語る。
「リアルタイムでネットの投稿をチェックしていましたが、オープニングでは『出演者の名前の文字が小さすぎる』との声で溢れかえっていましたね。放送後の『あさイチ』ではMCの博多華丸さんも同じことを指摘していました。ただ、局内での評判は案外と悪くない。『“朝ドラっぽくなさ”にスタイリッシュさを感じた』との意見が多く聞かれました」
賛否が分かれる「文字の小ささ」について、同関係者は「局内では冗談交じりに『NHKのスタンスを反映した“隠しメッセージ”ではないか』との声が出ているんですよ」と明かす。
はたして“隠しメッセージ”とは。
「画面が鮮明に見えるように『早く“4Kのテレビ”に切り替えてください』と低解像度のテレビを使っている視聴者に呼びかけているのではという意味合いです。もちろん今作を制作する大阪放送局が独断でできるわけもなく、ありえない話なのですが、それだけ文字の小ささにインパクトがあったということでしょう」(前出・NHK関係者)
年配の視聴者には厳しいオープニング映像であった。
(塚原真弓)
