中森明菜 10・1「ジャズ版あの名曲」配信でかける紅白復活&超強気価格ディナーショーの「還暦歌姫」大攻勢!
中森明菜の大ヒットソング「飾りじゃないのよ涙は」のジャズバージョンがセルフカバーで10月1日に配信され、YouTubeでミュージックビデオも公開された。昨年から続くジャズバージョンシリーズは、「TATTOO」のMVが再生回数834万回を記録(10月1日現在)。過去6曲の累計再生回数は3020万回を超えている。「飾りじゃないのよ-」は1984年11月に発売され、井上陽水の作詞・作曲。自身10枚目のシングルレコードだった。
10月1日には、ファッション誌「VOGUE JAPAN」11月号にも登場。数十年ぶりとなる雑誌の撮り下ろしを披露して、同誌の公式ウェブサイトにも掲載された。
さらに同日、ZOZOTOWNのラグジュアリーカテゴリー・ZOZOVILLAのコラボレーション企画「AKINA NAKAMORI 60th Birthday Special Collaboration with ZOZOVILLA」第3弾の受注販売がスタートした。CONVERSEおよびLeeとの限定アイテムであるシューズ、デニムジャケットで監修を務め、中森が着用モデルも担っている。
ここへきて一気に攻勢を仕掛けてきた中森。その狙いはズバリ、大みそかの“2大ビッグトピック”にあると古参の芸能レポーターは分析する。
「まずは、『NHK紅白歌合戦』への“完全復活出演”でしょう。実際、昨秋はNHK総合とNHK BSで『The Covers 中森明菜ナイト』が放映されていますし、さらに今年4月から、『中森明菜 Best Performance on NHK』と題して、月2回ペースでNHKに残る1980年代の映像が4Kデジタルリマスターで配信されています。終了予定は来年3月15日ですが、明らかに紅白への再出場を視野に入れた動きと言えます。そしてもう一つは、年末のディナーショーへの誘導です。8年ぶりの開催とあって“歌姫”の伝説を立証したいところです」
昨年開催されたディナーショーの芸能人の最高額とみられるのは、玉置浩二の6万5000円(ファンクラブ限定)だったが、完売。中森は、東京は東京ドームホテル(12月23~25日)、関西はザ・リッツ・カールトン大阪(12月29日、30日)でディナーショーを開催予定だが、9万5000円(一般席は9万円で、ともに限定グッズ付き)で超強気な価格設定だ。松田聖子が5万2000円であることを思えば、9万超えは異例。現在はファンクラブ会員の先行期間中だが、一般発売前にソールドアウトする可能性もある。今年還暦を迎えたレジェンド。令和も記録を更新しそうだ。
(北村ともこ)
