「お前はもういい!」温厚な千鳥・ノブが、かまいたち・山内に唯一キレた理由が意外すぎた
「普段、全然怒らないノブさんが1回だけ、オラァ!とかじゃなくて、静か怒りやねんけど…」
お笑いコンビ・かまいたちの山内健司が、事務所の先輩・千鳥のノブから真剣な口調で怒られたエピソードを振り返ったのは、YouTubeチャンネル「かまいたちチャンネル」(9月29日付)でのことだ。
当時、お笑い情報誌「マンスリーよしもと」(現「マンスリーよしもとPLUS」)では、芸人たちにアンケートをとって、さまざまなランキングを掲載していた。その中に、ファッションに関する設問があり、「ダサいと思う先輩は?」という問いに山内は、面白がってノブの名前を書いたという。
「『ノブさんのズボンにはいつも1本だけいらない横のラインが入ってます』みたいなこと書いて。まだ雑誌に載る前に、楽屋で寝ていたノブさんに『この間のアンケート、ノブさんの名前書かせてもらいました、オシャレじゃないと思う方で。ノブさんのズボンに1本絶対余計な線が入ってるって書きました』って伝えたら、『もうお前はいい』って言われて。えーっ!? 全然思ってたリアクションと違うと思って」
実は、その前号のアンケートで「憧れの先輩」を書く欄があり、山内は全く覚えていなかったのだが、ノブから「この前のアンケートで、憧れの先輩を(笑い飯の)哲夫さんって書いてた」と指摘されたという。実際、いつも食事に連れて行ってくれたのはノブだっただけに、山内は苦笑い。これには相方の濱家隆一も「カッコ悪っ!」と即座に突っ込んでいた。
可愛がっていた後輩に裏切られた気持ちだったのか、たまたま虫の居所が悪かったのか、山内は「不機嫌なノブさんの姿を見たのはそれが最初で最後」だったという。
ちなみにノブは、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の熱烈ファンとして知られる一方、番組共演時に楽屋挨拶に訪れたメンバーに対して、「ういっす」とそっけなく返した過去もある。「クセがすごい」の名ゼリフは、案外、自身のクセの強さから生まれたのかもしれない。
(所ひで/YouTubeライター)
