エレカシのドラマー「トミー」が飲酒運転で検挙…蒸し返される宮本浩次「伝説の“マイク投げつけ事件”」とは
人気ロックバンド「エレファントカシマシ」のドラマー・冨永義之が、酒気帯び運転による接触事故を起こし、道路交通法違反で検挙された。10月7日、ボーカル・宮本浩次の新プロジェクトト「俺と、友だち」の公式サイトに「エレファントカシマシ 冨永義之に関するご報告とお詫び」と題したリリースが掲載。「本人は事実を真摯に受け止め反省しております」と報告し、同8日に予定されていた下北沢SHELTER公演への出演を見合わせることが発表された。音楽関係者が語る。
「冨永は4日に飲酒後に車を運転し、接触事故を起こしたとのこと。彼は大の酒好きで知られていたものの、責任感の強いエレカシのキーマン。ファンの間でショックが広がっています。本人の復帰時期は未定で、バンドの活動にも影響は避けられないでしょう」
この不祥事を受け、SNS上で蒸し返されているのが、23年前に起きた「伝説の事件」だ。
「2002年にエレカシが行ったライブ『Live House Tour 2002 in SHIBUYA AX』のステージ上で宮本が唐突に歌唱をストップして、ドラムの冨永にマイクを投げつけ。観客から悲鳴が上がりました」(前出・音楽関係者)
冨永の演奏に不満を抱いたと見られる宮本。演奏がストップし会場全体に緊張感が走る中、宮本は冨永を指さして「あなたの力が必要です!」「ドラムはあなたしかいない!歌う人、僕しかいない!」と絶叫。冨永がドラムを再開し、ステージはさらなる盛り上がりを見せたのだった。
「あの事件は“衝突”ではなく“魂の呼応”だったとファンの間では語り草。今回、冨永が起こした飲酒事故を受け、宮本としては『マイク投げつけ』どころでは済まない憤りを感じているのは間違いない。あらためてエレカシの結束力が試されることになります」(前出・音楽関係者)
演奏ミスどころではない過ちであった。
(塚原真弓)=写真は宮本浩次=
