けいちゃん シンガポール公演大成功!イケメン“即興アレンジ”ピアニストの「国境を越える魅力」とは
11月8日、フリースタイルピアニストの「けいちゃん」が、シンガポール公演を成功裏に終えたことで、国内外での注目が静かに高まりつつある。本人がSNSで発信した「音楽に国境は無い!」というストレートなメッセージは、多くのファンに響き、現地リスナーとの距離が縮まった印象だ。
けいちゃんは2019年よりYouTubeでの活動を開始。クラシックを基盤に、J-POP、アニメ、映画、ゲーム音楽を横断しながら独自のアレンジを生み出すスタイルで人気を獲得してきた。「THE TIME,」(TBS系)のレギュラー出演によりさらに知名度を広げ、現在ではYouTubeチャンネル登録者も120万人を超える。幅広い層に届く存在として、確かな地位を築いている。
今回のシンガポール公演では、けいちゃんならではの表現力があらためて光り、SNS上には現地の来場者とみられる投稿も散見された。海外のリスナーから反応が寄せられたことで、彼の音楽の届く範囲が少しずつ広がっていることを実感させる。エンタメ誌の音楽ライターが語る。
「最近では4月に公開された映画『名探偵コナン 隻眼の残像』でメインテーマのピアノ演奏を担当し、その技術力が幅広い層から評価されています。作品の世界観を支えるメロディを任されたことで、アニメファンにも名前が浸透し、関連動画は今も視聴され続けていると思います。そもそもけいちゃんは、今流行っているストリートピアノでも、その場で生まれる即興的なアレンジが大きな魅力。空気を読みながら旋律を変化させていく姿には驚きの声も多く、ライブでは飛び入りさんが参加することも多く、その瞬発力の高さが活動領域をさらに押し広げていると感じます」
今回のシンガポール公演は、けいちゃんにとって海外でのひとつの節目となった。大々的ではなくとも、確実に芽吹き始めた“海外人気の気配”。この静かな広がりがどこまで伸びていくのか、今後の躍動に期待が集まっている。
(所ひで/YouTubeライター)
