【ママたちの掃除術➄】寒い季節の負担を軽減する秋の“小掃除”3選
年末が近付くと、大掃除に向けて「できれば負担を減らしたい…」と思う方も多いのでは? 寒さが本格化する前に、次のような“小掃除”を済ませておくとラクですよ!
大掃除前に“小掃除”をすると、汚れが落ちにくくなるのを防いで冬の水仕事を減らすことができます。気候が穏やかないまのうちにピンポイントで撃退しておきましょう。
長期間放置された油汚れは冬の寒さで固まりやすく、固まってしまうと強力な洗剤を使ってもなかなか落ちません。換気扇やガスコンロ周り、魚焼きグリルなどは、夏場の調理で油汚れが溜まりがち。油は温かいほうが緩んで落ちやすいため、いまのうちに重曹やセスキ炭酸ソーダを使って集中的に拭き取りましょう。

窓や網戸、ベランダは、夏場のゲリラ豪雨や長雨、台風などで泥や砂埃がこびりつきやすい部分です。窓や網戸は水だけで汚れが落ちやすい時期を逃さず、雑巾やフロアワイパーに濡れたシートをつけてサッと拭き取りましょう。サッシの溝に溜まった砂も、濡れる前にブラシや古い歯ブラシでかき出しておくと取り除きやすいですよ。

衣替えで収納スペースの中身を一度出すことになるこの時期は、普段手の届かない場所をキレイにする絶好のタイミング。夏物を出して冬物をしまうついでに、引き出しや棚のホコリも拭き取りましょう。断捨離と収納場所の掃除を同時に済ませ、ホコリによるカビや虫食いを防ぎましょう。

「どうせもう少しで大掃除だし……」と何もしないでいると汚れが頑固になってしまいます。涼しさを感じながら活動できるいま時期のうちに、ぜひこれらの小掃除を進めてくださいね。
(Nao Kiyota)
