ボディラインを引き締めたくても運動が続かない……実践・三日坊主ばかりの自分改革!
運動の必要性は分かっていても、それができずに「理想の体型に近付けない……」と困っていませんか? そこで今回は、運動を歯磨きやお風呂と同じように“自然な習慣”に変えるコツを紹介していきましょう。
ダイエットや体質改善の成功は、一時的な激しい運動よりも長く続けることにかかっています。でも、「運動を始めてみたけれど三日坊主で終わってしまった」という人は多く、たいていは「忙しくてジムに行く時間が取れない」と言い訳ばかり。次のようなことを実践して、ぜひ運動を“習慣化”させてくださいね。
習慣化を阻む最大の敵は“完璧主義”です。例えば、「毎日30分走る」と高い目標を立ててしまうと、できなかったときの罪悪感で挫折しやすくなります。なので、「今日はスクワット5回だけ」「たった1分のストレッチ」など、どんなに疲れていても必ず達成できる最低ラインの目標を設定しましょう。
そんな最低ラインの目標を「やらないよりマシ」と割り切って実行することが継続の鍵。「歯磨きの後、着替える前に腹筋を10回」のように、いつ、どこで何をやるかを具体的に決めておくと行動に移しやすくなりますよ。
寝不足の日や月経前後、風邪をひいてツラいときなど、無理をせずにやらない選択をする条件も決めておくと、「できなかった……」と自分を責めずに安心して休むことができます。
コンディションのいいときに確実に取り組めるように、メリハリをつけて取り組みましょう。長く続けるためには、無理に頑張り過ぎたり嫌になってしまったりする日を作らないことが大切です。
運動した日、時間、内容をカレンダーに書き込んだり、取り組めた日に丸をつけたり、アプリで運動記録をつけたりすることで、努力を“見える化”しましょう。「できた!」という達成感を積み重ねることで、楽しみながら“続けられる自信”が強まりますよ。
また、記録を続けることで、どんな時期やタイミングで運動すると効率よくできるかもみえてきます。
運動が習慣になれば、それは努力ではなくなり、体は自然と引き締まっていきます。まずは「最低ライン」から、焦らず日々の生活に組み込んでいってくださいね。
(Nao Kiyota)
