見ているだけか添い遂げたいか……“推し”と“恋愛”の感情はどう違う?
近年は「推し活」ブームが続いていて、「“推し”がいる」と言っても珍しがられることはなくなりました。でも、推し活や推しを思う気持ちにはそれぞれレベルがあるようで……。今回は、推しと恋愛との感情の違いについてみていきたいと思います。
一般的に、推し活は「応援している」「ファン」「追っかけ」「オタク」「マニア」などの言葉に置き換えられることがありますが、どれも当てはまり、どれもちょっと違う気がします。いったい、推しとはどんな感情なのでしょうか。
推しがいる人の意見をまとめると、推しは「いるだけで、見ているだけで幸せになれる」「尊い」「応援したくなる」「憧れ」「友人など身近な人と好きな気持ちを共有したい」という気持ちを表しているようです。
推しがいる人の多くは、「推しとはとく特に付き合わなくていい」と思っているようです。つまり、「付き合いたい」という気持ちの強い恋愛感情とはまったく違うということになるでしょう。
推しはどちらかといえば手の届かない存在であり、「遠くから眺めていたい」という感覚なのかもしれません。一方、恋愛は「距離を縮めたい」「そばにいたい」「一緒に暮らしたい」といった、「共に添い遂げたい」という気持ちが強いのかも。恋愛は相手とのコミュニケーション、つまりは双方向性を求めているのに対し、推しは一方的で自己満足に留まるともいえそうですね。
ただし、これはあくまで一般的な推しの気持ち。推しを恋愛対象としてみる場合もあるので、一概にまったく違うとは言い切れないのも事実です。あなたは推しと付き合いたいと思いますか?
