ドラマ「スキャンダルイブ」のモチーフはSMAP独立騒動?「ABEMAだから知りえた内情」と「横山裕の胸中」
柴咲コウが主演を務め、川口春奈と初共演を果たしたABEMAオリジナルドラマ「スキャンダルイブ」の最新第4話が公開され、ネット上で話題沸騰となっている。
新興芸能事務所の社長(柴咲)とスキャンダルを追う週刊誌記者(川口)という異なる立場の女性2人が、芸能界の裏側に切り込んでいく本作は、「地上波では無理」「ほぼ現実そのままでは」と言われるほど生々しさを帯びている。
そんな中、12月10日に更新されたYouTubeチャンネル「元文春記者チャンネル」の内容が話題を呼んでいるという。
「動画では元文集記者の視点で『スキャンダルイブ』を考察。大手芸能事務所の女性社長(鈴木保奈美)と、柴咲演じる独立して新しい事務所を立ち上げる元側近という関係性が、SMAP解散時の事務所内対立と重なる点が多いと指摘しています。2016年のSMAP解散後にジャニーズから独立した稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾による『新しい地図』に関しては、当時、テレビ業界では旧ジャニーズ事務所からの圧力があったのではないかと噂され、後に公正取引委員会がジャニーズ事務所に注意処分を下したことが明らかになりました。そんな『新しい地図』を最初に起用したのがABEMAということもあり、元文春記者はかなりの圧力があったことを推察しつつ、それを乗り越えたABEMAだからこそ、芸能界の闇をリアルに描けているのではないか、という見方を紹介しています。本作を企画したのは元フジテレビで月9ドラマを手掛けていた藤野良太氏。当時『SMAP×SMAP』はフジの看板番組でしたから、着想を得ていたとしても不思議ではなりません」(芸能記者)
加えて、第4話で描かれた“超大物俳優による性加害疑惑”についても、ネット上では「中居正広の報道を連想した」「時系列や扱われ方が重なって見える」といった声が相次いでいる。被害を訴える女性が示談によって沈黙を強いられ、事務所と週刊誌、テレビ局が一体となって“なかったこと”にしようとする展開は、多くの視聴者に“ノンフィクション感”を与えたようだ。
そうした中、鈴木の部下として出演しているSUPER EIGHTの横山裕にも好奇の目が注がれているようだ。
「新興事務所に対して圧力をかける側の人物を演じている横山ですが、作中ではどこか迷いや葛藤を抱えている存在として描かれています。旧ジャニーズ事務所のタレントだった横山ですが、ドラマ出演が決まった際には『今の地上波では描きにくいんじゃないかと』とコメントしており、“モチーフ”に気づいていないわけはない。視聴者からも『横山くんはどんな気持ちでこの役を演じているのか』『あからさま過ぎて横山くんのキャスティングに違和感しかない』といった声が聞かれます」(テレビ誌ライター)
第4話ではさらに、被害女性が川口演じる記者の実の妹だったという衝撃事実も明かされ、横山の“胸中複雑演技”と共にますます注目度が増していきそうだ。
