宮迫博之も「感動するなぁ」 あのボキャブラ芸人が市議会議員を志した理由がバツグンすぎた
「ボキャブラ天国」(フジテレビ系)や「GAHAHAキング 爆笑王決定戦」(テレビ朝日系)といったお笑いバラエティ世代には馴染みが深いであろう、お笑いコンビ・X-GUN(バツグン)。そのボケ担当である西尾季隆が、7月20日におこなわれた埼玉県三郷市市議会議員選挙に出馬し、現在は市議会議員(政治活動では「西尾秀隆」名義)としても活動していることをご存じだろうか。
元雨上がり決死隊・宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」(12月16日付)に、相方のさがね・まさひろと共に西尾が出演。「なぜ市議会議員になろうと思った?」という宮迫の質問に、次のように語った。
「東京の杉並区方南町に住んでたんですけど、コロナになり、お金も仕事もなくなって、(家賃を下げる目的で)今住んでる埼玉県三郷市に引っ越したんです。4年前、引っ越して知り合った方に『市議会議員になってみない?』って誘われたんです。でも、特にやりたいこともないし、『事務所辞めなあかん』って言われたんで、お断りしました。で、去年の夏、貯金も尽きてきてバイトせなあかんなって家の近所で探してたら、放課後等デイサービスという、障害を持った子たちの学童みたいなところでパート指導員の募集があって、資格無くてもできますよって書いてあったんで、そこでパートさせていただくようになったんです」
そうして働くうちに、「ひでくん、ひでくん」と呼んでくれる子どもたちが、次第にわいくなっていったという。
「ちょうどその頃、TBSで障害のある子どものドラマをやっていて、その中に『僕たち将来一人になるんだよ』というセリフがあったんですね。それもリンクして、この子たちは将来どうするのかなって考えるようになった。もしかしたら市議会でも何かできるのかもしれないと思って、4年前に誘っていただいた方に連絡したら、『やる気になった?』みたいに言ってくれはって…」
この話を聞いた宮迫も、「そうなんや。ほんまに知らんかった。有名人だからお誘いを受けるし、その流れだけで…みたいな人が過去にいらっしゃったから、そんな感じなんかなと思ったら、しっかりした理由があったんだ。感動するな」と感慨深げにコメントした。
結果として、所属事務所ホリプロコムを辞めることなく、X-GUNとしての活動も継続。コメント欄に「西尾先生、エピソードもバツグン!」という声があがったのも納得だ。
(所ひで/YouTubeライター)
