じゃあ、竹内涼真が新ドラマ「再会」で「勝男」からアップデートできるか考えてみようよ
竹内涼真の活躍が止まらない。
前クールに放送された夏帆とW主演したドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS系)では、白い肌着がよく似合う学習する男・海老原勝男を好演。多くの視聴者を魅了した。
その直後には、町田啓太とW主演のウェブ映画「10DANCE」の配信がスタート。勝男とはまったくタイプの違うラテンダンサー・鈴木信也を演じ、見事な腹斜筋を披露したり、町田演じる杉木信也との恋模様が話題になったが、自分の周囲にいる20名ほどのドラマ好きに限って言えば、「勝男がラテンダンサーを頑張って演じている」と評価する声がとても大きい。
アタリ役やハマリ役と呼ばれる役柄にめぐり合えた役者は、そこで1度「天国」を知ることになる。しかしその後はどんな役柄を演じても、アタリ役やハマリ役だった役柄と比較され、「あのキャラには劣るよねー」と無邪気に指摘され、「地獄」を味わうことになる。
幸いにも竹内は、「勝男」というアタリ役を引き当てた。本来なら吉沢亮が演じる予定だったキャラクターの代役として始まったのに、しっかりと自分のモノにして、多くの人々の記憶に残る演技をしたと言っていいだろう。
「勝男」の直後に演じた「ラテンダンサー・鈴木信也」も決して悪くなかったが、「勝男」と比較してしまうと、どうしてもハマリ度は高くなかったように思う。
1月13日から始まる新ドラマ「再会~Silent Truth~」(テレビ朝日系)で竹内は、小学生の頃に「秘密」を共有した初恋の人・万季子(井上真央)と再会。その人が容疑者の事件を追う、主役の刑事・飛奈淳一を演じる。
竹内は「勝男」をまだ演じている頃のインタビューで「淳一は23年前から今も人知れず、自分の脆さと向き合いながら闘い続けている人間で、『じゃあ、あんたが作ってみろよ』で演じているどうしようもない“勝男”とは、まるで違う役柄。新モードの竹内涼真をお見せしたいと思います」と語っているから、期待していいとは思うのだが、あまりにも「勝男」が素晴らしかったので気にせずにはいられない。
竹内は2026年に役者として「勝男」から「淳一」へとアップデートできるだろうか。
(津島修子)
