迷惑がかかる・私にしか分からない……仕事においてこの考えがダメなワケ
「私が休んだら迷惑がかかる」「この件は私にしか分からない」という強い責任感から、休みの日も仕事が頭を離れずに自分を追い詰めていませんか。いったいどうすればいい?
本来、私がいなくても回るという状態は無責任ということではなく、あなたにとってもチームにとっても“最強の安心感”です。その安心感を手に入れるために、次のようなマインドを心がけましょう。
属人化を解くのは“最高のチーム貢献”。どういうことかといえば、その仕事が一人しかできないという状態では、その人が仕事をできない状態になったときにチームが止まってしまいますよね。なので、誰でもフォローできる状態にしておくことは“究極のリスク管理”といえます。
言い換えれば、「マニュアルを作る」「進捗を共有する」ことはチームを危機から守るための質の高い仕事ということ。自分の価値を下げることではないのです。
会社という組織は、誰かが欠けてもそれを補おうとする“復元力”を持っています。そのため、自分を追い込むのではなく、大切なのは信頼するべきは“組織の復元力”です。
あなたがいない間、残ったメンバーは少し苦労するかもしれませんが、それはメンバーにとっての新しい経験や成長の機会にもなります。自分ですべてを解決し過ぎないことで、周囲が育つ余白が生まれるのです。
代わりがいるからこそ“個性が輝く”のです。業務内容そのものに代わりはいても、その人ならではの雰囲気や存在の代わりはどこにもいません。安心して仕事の役割をしっかり手放し、心身をリフレッシュさせて戻ってきてください。それこそが、自分らしく輝き続けるための唯一の方法ですよ。
「私がいなくても大丈夫」と思えることは、冷たさではなく自立と信頼の証です。勇気をもって荷物を下ろし、組織の力を信じてみてください。あなたが安心して休める職場は、きっと他の誰かにとっても働きやすい場所になっているはずです。
(Nao Kiyota)
