「りくりゅうペア」木原龍一に対するワイドショーの説明が「雑すぎる」のでスケオタはイラッとする~!
大盛り上がりのまま、2月23日(日本時間)に閉会式となったミラノ・コルティナ2026オリンピック。今回、日本で一番盛り上がったのはフィギュアスケートのペアではないだろうか。ショートでミスがあり、フリーで金メダル。史上最大の逆転劇となって、テレビでは各局がりくりゅう(三浦璃来、木原龍一)ペアの快挙を報道、2人のこれまでの歴史を紹介することに。
その中で、スケートオタク、いわゆるスケオタが一番「んっ?」となったのは、りくりゅうの「りゅう」こと木原龍一に対する説明だ。各番組ではざっくりと「男子シングルだった木原龍一選手が、才能に限界を感じてペアに」とか、「成績が上がらずペアに」、といったニュアンスの紹介をしているのだが、実はこの世代、日本一になるには無理ゲーすぎる、男子フィギュア選手、スター乱立世代だったのだ。
2012~2013シーズン、木原は全日本選手権では3年連続の12位となり、翌年1月、国体を最後としてペアに転向となったのだが、12年12月に行われた「第81回全日本フィギュアスケート選手権大会」は、1位羽生結弦、 2位髙橋大輔、3位無良崇人、4位織田信成、5位小塚崇彦。もうこの段階で世界レベルの選手ゴロゴロなのに、7位に田中刑事、9位に町田樹、11位に宇野昌磨。そしてこの年の世界選手権は、1位パトリック・チャン、2位高橋大輔、3位羽生結弦。才能の限界とか、成績が上がらないからとかじゃない、上が圧倒的に強すぎる人ばっかりの世代だったからなのだ。
なので、まるでシングルで芽が出なかったからペアに行った、という説明にはスケオタ的にはイラッとしてしまう。ネット上には「同世代がこんだけすごいのに12位って、他の国に行ったら代表選手レベルだから」「むしろこの世代で心折れずにペアに転向したことに感謝」と木原を擁護したくなっているコメントが続出。日本に残ってくれて、ありがとう木原龍一!というのがスケオタの見解なのだ。
同世代の男子シングルの選手が引退またはプロスケーターとなっている今、ペアとして残った木原が金メダルというのは、長くフィギュアを見続けているスケオタにとってはかなり胸熱な結果。だからこそ、シングル時代の木原を貶めないで~、と思ってしまうのだ。
(ロドリゴいしざわ)=敬称略=
