【冬のなんかさ、春のなんかね】美容師免許を持つ成田凌演じる「美容師のゆきお」をもっと見せてほしかった!
主人公・文菜(杉咲花)の心象風景に寄り添った映画のような連ドラ「冬のなんかさ、春のなんかね」(日本テレビ系)。文菜が好きな男性、好きだった男性、好かれている男性など、次々と登場する男性たちとの恋愛関係がリアルに描かれているため、恋する20代女性の日常を「のぞき見」しているよう感覚に陥る人も少なくないようだ。そのため、これまでのさまざまな連ドラで描かれてきた「エンターテイメントな恋愛」を見慣れてきた視聴者からは、違和感や物足りなさ、展開の乏しさから来る退屈などが指摘されているようだ。
2月25日放送の第6話の序盤では、文菜が恋人のゆきお(成田凌)が働くヘアサロンに行き、ヘアカットしてもらうシーンがあった。
成田は22日放送の「メシドラ~兼近&真之介のグルメドライブ~」(日テレ系)にゲスト出演し、芸能界デビューする前の高校卒業後、東京・高田馬場にある「日本美容専門学校」に進み2年間勉強して美容師免許を取得したことが、今作の「美容師のゆきお」というキャラクターで生かされていると説明した。
「今まさに美容師の役、できてて。そういう時に(美容師免許を持っていて)良かったと思いました。(普通は美容師役を演じても)手元の寄りとか撮れないじゃないですか。(でも美容師免許をもっとぃるから)引きも寄りもできます」と話していたので、美容師として働くゆきおを引きや寄りの映像で観賞できる時がこれから来るのだ、ゆきおの中の人である成田の美容師としての所作を堪能できる時が第6話以降にあるのだと喜んでいたのだが、そのシーンはあまりにも短く、あっけなく終わってしまった。
ネット上には、私と同様に「美容師としての成田凌を見ることができる」と期待していた人が多かったようで、「成田が『メシドラ』で『引きや寄りのシーンがある』みたいなこと言ってたから期待してたのに、あっちゅー間に終わってガッカリ」「カット後の文菜の毛先と頭頂部を少し触って合わせ鏡で後頭部を映して文菜に見せただけで、ゆきおの美容師シーンが終わってしまった」「みきおの美容師シーン1分もなかった。『メシドラ』ではいっぱいあるみたいなこと言ってたのに」など、不満の声が少なくないようだ。
主人公の恋人でありながら、出演シーンがあまりにも少ない成田演じるゆきお。満島真之介はレギュラーを務める前出の「メシドラ」で成田のことを「実力派俳優」ではなく「実力のある俳優」と言っていたが、それは世間も知っていることだ。だからこそ言いたい。
「冬のなんかさ、春のなんかね」にもっと成田を出してくれ。ゆきおのシーンを増やしてくれ。
(森山いま)
