3月に入り、春のテレビ改編が続々と発表されているが、この間、キャスティング担当者が頭を悩ませていたのが、タレントたちの「共演NGリスト」だろう。この2人、混ぜたらかなり危険そう!
共演NGになるケースでもっとも多いのが、プライベートの色恋沙汰。放送中のドラマ「カルテット」に出演する今が最も旬な高橋一生もそのパターン。テレビ関係者が明かす。
「高橋はかつて女優の尾野真千子と、交際&同棲していると一部週刊誌で報じられました。また2人は、お互いの両親への挨拶も済ませ、結婚間近だったとも言われています。しかし、尾野がドラマで共演した“ほっしゃん。”こと星田英利との密着ラブラブ写真が報じられてしまった。結局、そのことに高橋が激怒し、尾野とは破局。そのため、尾野との共演はNG扱いとなっています」(芸能記者)
確かに、恋愛絡みは長く尾を引く。互いに堤真一の元恋人だったとされる、鈴木京香と深津絵里の共演も不可能だとされている。
「演じる内容しだいで相手を替えて恋に落ちやすいためか、役者の恋愛系NGは非常に多いです」(前出・芸能記者)
主演映画「だれかの木琴」が公開中の常盤貴子も、そのパターンで拒否する相手ができた。
「12年に、常盤の旦那で演出家の長塚圭史と真木よう子の不貞デートが激写されました。これを機に、常盤さんは長塚さんと別居、離婚危機を報じられるまでになった。当然、真木さんと共演することは今後もないでしょう」(ワイドショースタッフ)
その一方、これによって仕事の選択肢を減らそうが、常盤は余裕だ。
「常盤はつい先日、バラエティ番組でも『40代になって、できないことは、やらないってハッキリ言えるようになった。20代の頃は、できないことも頑張っていたけど』と発言していた。お金に困っているわけでもないし、安定した地位も得ているので、無理に嫌な相手と共演する必要がない境地なんですよ」(前出・ワイドショースタッフ)
山田優がNGリストに入れているのが石原さとみ。夫の小栗旬と石原が「リッチマン、プアウーマンSP」(フジテレビ系)のロケで、親密になったことに怒り心頭となった。「山田は周囲に『名前すら聞きたくない!』と漏らしていました。同じホテルに宿泊していた際、小栗が『ちょっとだけ俺の部屋で飲まない?』と石原の部屋に入った話を耳にした山田は、小栗を徹底追及。結局、事なきを得たが、山田の石原に対する怒りはいまだに収まっていません」(前出・芸能記者)
誰と誰がつきあっていて、誰と誰が別れて、その人と付き合っているのは誰で‥‥芸能界はかくも複雑なパズルの元にキャスティングが行われているのである。