3月10日に放送されたテレビドラマ「下剋上受験」(TBS系)第9話の視聴率が、7.1%だったことがわかった。同ドラマは最低視聴率を記録した先週から、数字を上昇させたという。
「前回は視聴率5%という自己最低を記録していました。しかし最終回目前ということもあり2.1%上昇。裏では野球中継の『WBC』や、ディズニー映画の『塔の上のラプンツェル』が放送されていましたから、今回はまずまずの数字といえるでしょう」(テレビ誌記者)
同ドラマは、約1年半かけて受験準備をした阿部サダヲと深田恭子演じる夫婦の娘が、難関中学に挑むという物語である。
次週の最終回では受験結果が発表されるため、視聴者から注目が集まっていたのだが、今回の終盤にて結末に関わる可能性があるものが映ってしまったという。
「第9話は受験番号の書かれた張り紙が受験生の前で掲示されるところで終了しました。しかしその際、主人公の娘の受験番号は『277番』なのですが、ドラマでは『276番』の次の番号である1ケタ目の上部分だけが一瞬映っていたのです。それが平行線でなく、曲線であったため、次の番号は『278』以降である可能性が浮上。そのため視聴者からは『一瞬、見えてるじゃん! 277番じゃない?』『最終回を見なくても落ちたってわかる』『なぜもっと早めに映像をカットしなかったのだろう』と話題となり、放送前に結末の憶測が拡散されることとなりました」(前出・テレビ誌記者)
先日、同じTBSドラマの「カルテット」では、物語内の時間がズレていることで憶測が飛び交い、制作側が「ミスだった」と謝罪する事態にまで発展した。
今回の「下剋上受験」も、ただのミスなのか、はたまたスタッフが仕掛けた演出か、どちらなのだろうか。